IN MY WORLD(アニメ盤)
というか、なんでまだレビューないんでしょうか…
久々に熱いロックナンバーを見つけたと思ったのに…
では、本題
ROOKiEZ is PUNK'Dの4枚目のシングル「IN MY WORLD」
ご存知の通り、青エクの第2クールオープニングテーマです
まず、この曲には今までのA面曲では必ず存在したラップが存在しない
これにより、ラップが苦手避けていた方も聞きやすい曲になっている
曲は、青エクのために書き下ろされた曲ですが、葛藤、運命、絆をテーマに運命なんて関係ないというメッセージが込められており、青エクにマッチしています
特筆すべきはやはりサビの「運命なんてくそくらえ」
こういう強烈なサビは、久しぶりに見た
この言葉で多くの人が救われると思う
暴れるギターサウンドも素晴らしい
カップリングのD × H × C × T は、ライブで盛り上がること必須のアッパーチューン
こっちにはいつも通りラップが入っているが、「コンプリケイション」の頃と比べると格段にラップが上手くなっている
初期の早口言葉にしか聞こえなかったラップが嘘のように消え、今ではしっかり韻を踏んで歌えるようになった
デビューから早くも一年
成長が伺えます
今作は、勝負作という印象があったROOKiEZ is PUNK'D
青エクのタイアップが付いたため、スマッシュヒットして本当に良かったです
この調子でいくと、10-FEETのようなバンドになりそうな予感がする
日本に再びロックブームを巻き起こすためには、彼らの台頭も必須でしょう
早く1st albumをリリースしてほしいです
LOVE MEISA ラブ メイサ 黒木メイサ写真集
黒木メイサというと、どこか気高さというか存在の遠さのようなオーラを感じさせる女性だが、今回の写真集では、20代初めというまだまだ十分に成熟しきっていない一人の女の子としての黒木メイサをみることができる。
モデル体型というかんじの肉体ではないのが意外だったが、ダンサーとして鍛えられた、たくましさも兼ね備えた美しさの肉体であることがよくわかる。
今回の写真集は、今後、日本を代表する女優・タレント・モデルとなることは間違いない逸材である彼女の写真集としては、どこか無難なところで収めようとしすぎたきらいがあるように思われ、冒険をする余地がまだまだあったように思われることが惜しまれる。今後に更に期待したい。
ジウ 警視庁特殊犯捜査係 DVD BOX
なかなか面白かったです。
ジウがミステリアスなのも、
最終回のまさかの裏切り者判明もよかったです。
最初黒木メイサの男勝りキャラに
無理してるんじゃないか感を感じていました。
が、アクションシーンが予想以上に見ごたえがあり
城田優との深夜ドラマならではのシーンも
こんなシーンもやっちゃうの?
と黒木メイサがんばれと応援したくなってきました。
黒木メイサ何気に好感度UPです。
続編もありそうな予感ですね。
多部ちゃんと協力しながら
また黒木メイサが屈強な男たちを
バッサバッサとやっつけるシーンが見たいです。
アンダルシア 女神の報復 スタンダード・エディション [Blu-ray]
さて,「アンダルシア」である。
ご存じ「アマルフィ」の続編。
シナリオの連続性はないから,「特命外交官 黒田康作(その2)」というべきだろうか。
う〜ん。
「アマルフィ」は,以前一家で入間のアイポッドに観に行ってこの欄で触れたから感想は省略するが,それよりだいぶいい。
すごくいいかも。
どこがいいか。
シナリオの一貫性,論理性。
サスペンスのはらはら度。
織田雄二と伊藤英明の絡み。
前作では,世界遺産に登録されてもいるイタリアソレント半島の優美な風景と,あの伸びのあるサラ・ブライトマンの歌唱にほだされて,肝心の物語が舌足らずでもまあなんとか最後まで観ることができたという水準であった。
それにもかかわらず,こちらの作品は前作の三分の一の興行収入であるとは。
「アマルフィ」が前宣伝の大仰さと比べていまいち(いま二,いま三?)だったせいか。
人はどこかで相手を信じる。
信じないではいられない。
信じる他者なしに生きていくより騙された方が楽だということも多い。
それなのに,騙されているとごまかしようなく突きつけられたときには,やっぱりひどく傷つき抑うつに陥るのである。
黒田(織田)も神足(伊藤)も職務上何度もそんな経験をしている。
だから騙されることにも慣れている。
騙されたふりをして真実を暴き出す術を心得ている。
せつないことに。
黒田(神足)が信じたのは結花(黒木メイサ)ではなく,神足(黒田)の方だ。
経験乏しい市街地の銃撃戦で黒田に借りを作った後,そのお返しに,ウェイティング・バーで手持ちの情報を供与しようとしたとき,黒田が放った言葉に神足はノックアウトされたのだ。
「同じものを」
それを聞いてしまった神足はもう引きかえせない。
黒田を裏切ることは自身を否定することになるという言葉のマジックに呑み込まれて。
タイムリーに発せられたこのよう言葉が人を動かすというのを知っているのは,外交官の真骨頂とも言えるだろう。
神足は,同じにおいのする人間を間近に感じ,自分の過去のふるまいに対する肯定感を一瞬のうちに体験できたのである。
故郷を離れ,同じ地平線に立って同じもの(正義)を捨てきれないその人と交わした言葉の前では,上司の恫喝的な言葉も,息子のつれない言葉も,耳の奥につっかかり,ひっかかりながらも,最終的には捨象されてゆく。
それが「正しい姿」なのである。
だからね。
女の子が見たら不快を感じるかもしれない。
なんだよ,オトコの自己マンじゃん。
アタシの気持ちはどうしてくれるのよ。
そういう批判は論理的に否定できず,オトコは甘んじて受けとめるしかない。
オトコは言葉にすがって生き延びる動物なのである。