ハムスターの研究レポート (1) (ファンタジーコミックス)
ペット系本の先駆けだったような気がするのですが(どうかな?)
研究レポートと言うだけあっていろんな事に挑戦していて
同じような本の中でも前向きな感じがします。
ハムスターの研究レポート 8 (ジェッツコミックス)
このシリーズを初めて手に取ったのは、二十年近く前かも。
作者の手の皺の話にリアリティーを感じました。他人事じゃないようで。
何年かに一度しか出ないので毎回、あれ?新しいのが出てる?でも持ってる本かな?と
店員さんに中身を確認させてもらっては買う繰り返しで、8巻です。感慨深いです。
四コマのテンポといい、淡白なエッセー風の話の流れといい、読後感がとても良いです。
過剰なものは全く無いかも!ハムスターはしゃべらない!目が粒のまま!表情無し!
まるで漫画を読まずに育った人が漫画を描いたような作風で
クセやあざとさ、商売っ気などの毒が無くって、ノイズが少なくて読みやすいのです。
病院の待合室に置かれているのを度々見かけますが、途中で呼び出され中断しても平気!
私はこの本で満足して、ハムスターを飼う事はありませんでしたが
習性や、ハムスターのしがちな行動は、これから飼う人にもとても参考になると思います。
面白可愛い行動の観察のツボが、列記されています。
ハムスターを飼いたがってる知人に「読む?」と差し出そうと思います。