じどうしゃ (福音館の幼児絵本)
はじめ、字がなく絵だけなのでどうかな?と思いましたが、
絵にあわせてブルンブルン、ウーカンカンカンなど読んでいると、
正確に描かれた自動車を一生懸命見ていました。
息子は1才2ヶ月ですが、何度も読んでくれとせがみます。
乗用車など何年も前の型式の絵なので古さを感じますが・・・。
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
この手嶋龍一という人、NHK のアメリカ総局長をやっている時によくテレビで出て来ていました。良くいえば茫洋とした雰囲気、悪くいえばちょっとピントのはずれた顔立ちで、とてもエリートに見えずに、カミさんと二人で、「この人こう見えてもえらいんやろうねえ、天下のNHKアメリカ総局長やもんねえ」と話していたのです。やっぱり、すごく切れる人だったのね。その手嶋氏が、外務省内の抗争ではじき出された佐藤優氏と対談したのが本書だ。
手嶋氏って、NHK で出てる時から大時代的な表現をする人だなあと思ってました。本書でも、佐藤氏のことを最初から最後までラスプーチンと呼び続けるとか、大時代的なもの言いがちょっと鼻についた。
対談の両方ともインテリジェンスの専門家だし、本当に対談を記録したのでは読者には何のことか分からない話の連続になるから、説明的な話を補足してあるのだが、それが中途半端で、とって付けた印象と、食い足りない感じがあちこちに残ったのが頂けなかった。いっそ、本当に対談らしく仕上げて、分かりにくいところは、注(もちろん、そのページに注がないといけません)にした方が良かったと思う。
まあ、本書を入り口に、興味を持ったエピソードについて、本を探して読めば良いんでしょう。でもねえ、この手のインテリジェンス関係はどの本が本質をつかんでいるのか、なかなか分からないし、ちょっと大変。取り上げたエピソードについてはもう少し解説してくれても良かったんじゃあないかなあ。
たべられるしょくぶつ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
子どもが小学校の図書館で借りてきました。
楽しい科学絵本です。とても気に入っていて、「ジャガイモのでき方なんて、知らなかった。図鑑と違って読んでわかりやすい。これがなかったら、ジャガイモの種を撒こうとするところだったよ。」と言っています。
落花生もとても魅力的です。
アンビエント・ミュージック1969-2009(STUDIO VOICE BOOKS)
何を持ってアンビエントと呼ぶかは曖昧なところがある。
テクノの視点からみるとこの本はポイントを抑えていると思う。
テクノバイヤーズガイドのアンビエント版として読ませていただいた。
二冊合わせて読むと電子音楽の骨格が見えてくる。