ポセイドン・アドベンチャー コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
この映画を初めて見たのは小学6年生のとき。
学校の課外授業の時でした。
あまりの衝撃に、しばらくはポセイドンアドベンチャーのことが頭から離れず、ずっと考えさせられていました。
胸に何か重いものが突っかかっているような感覚がしばらく続いていました。
人を助けるために自分を犠牲にした牧師の姿を見て、おさな心に、「これが本当の人間のあるべき姿なのではないか」と思ったのですが、自分は果たして、同じような場面に遭遇したら、あの牧師のような行動が取れるのか。。。。。
「いや、無理だ。。。」「いや、それではだめだ。。。」。と、自問自答していました。
そのうち、「自分は、あの牧師のような勇気や、優しさはない。。」とあきらめぎみです。
でも、勇気や、優しさを持ちたいと思う今日この頃です。
ポセイドン [UMD]
UMD映画初観賞。
鮮明度高いうえに音響が素晴らしいですね!
ヘッドホンつけて大音量はとにかく大迫力!
テレビじゃまず味わえない、てかテレビより良い(笑)
劇場で観た時の感覚を味わえますよ。お薦め!
サイレントヒルのUMD化はいつ?
ポセイドン [DVD]
「パーフェクト・ストーム」で完璧な嵐(パーフェクト・ストーム)を再現したウォルフガング・ペーターゼン監督だけにスペクタクル描写は迫力があり良く出来ている。だがこの作品はスペクタクルな展開だけに照準を合わせてしまっていて肝心なドラマとしての要素が足りない。オリジナルである「ポセイドン・アドベンチャー」はパニック描写と同レベルで人と人との確執や愛などを描いていたので上質なドラマとして見応えがあったのだが本作品はすべてが急展開であり、然したる考えもないままに転覆して上にあると思われるプロペラ部分に向かうグループがすぐに出来上がってしまう。映画としてじっくりドラマを鑑賞したいと思っている人にはあまりにも単純すぎて面白くないと思うのだが、実際にこのような事故に遭遇した場合じっくり吟味しながら次の行動をとることなど不可能な場合があるかもしれない。一刻も早く進まなければならない状況において本作品はリアリティのある展開と言えるかもしれない。ただし本作品の最大のミスはオリジナルでジーン・ハックマン演じる牧師の役が変更されていたことだ。牧師は神に対する信仰に疑問を持っていた。神にすがって祈るのではなく、生き残るために行動をすることで答えを見出していた。この信仰心の揺らぎが「ポセイドン・アドベンチャー」のドラマとしての質を高めていたのであって、この部分を軽々しく変更した本作品は単なるパニック映画としては面白いかもしれないが、ドラマとしてはB級だ。そしてラストシーンにあまりにも突然出てくるゴムボートの驚くべきご都合主義に驚愕せよ!!!