GREEN(1) (講談社コミックスキス (263巻))
二ノ宮さんの漫画はどれも脇役が面白い。主役のワコちゃんはもちろんのこと、脇のメンツが面白さを倍増させてくれる。オスカーやアカデミーのように漫画の世界にも賞があるならば、間違いなく助演なんかは受賞しちゃうくらい全4巻とも出てくる人々が面白いです。かわいくて素直で飾らないワコちゃんとカッコ良くてかっこいい誠さんといいとこついてくるおばあちゃん。こんなに面白くて良い人ばっかりな農家ならあたしもオヨメに行きたい…。個人的には、読み終わってもすぐに何度も読みなおしてしまった作品。
B.リアクション! 1 (ヤングジャンプコミックス)
続刊がちっとも出ないので、こんな形で打ち切られちゃったのかな〜
と思ってたんですが、調べてみたらまだしばらく続いていたんですね。
というわけで早く2巻を出してもらいたいです。ず〜っと待ってます!
なつきクライシス 1 (ヤングジャンプコミックス)
☆アニメーションのような作風が特徴の漫画家、鶴田洋久氏による、格闘を題材にした、痛快無比なバトル・アクション漫画。主人公は、剛柔高校空手部主将の貴澄夏生(なつき)。強くなりたい一心で、日々、過酷な修行に励む、明るくて、何事にも一途な精神を突き通す彼女は、かわいい美貌に不屈の闘志と抜群の実力を持ち合わせた負けず嫌いの武道派ヒロインである、なつきちゃんの行方に次々と起こるトラブルや、試練、そして、凄腕の強敵を相手に壮絶な戦いを繰り広げる!。という、内容だが、前半はよくある学園モノらしい安直な構成だったが、中盤〜後半にかけての展開は、もっぱらバトルの見せ場を焦点に絞った単刀直入な作りに徹っており、それが逆に幸いな相乗効果をもたらしたと言える。そして、なつきちゃんが見せる、魅力的な切れ味鋭い、的確なアクション描写も他の追随を許さないダイナミックな迫力がある。お色気、恋愛、お笑い、アクションの四拍子が揃った設定もよろしい。強敵&脇役を含めた、個性的なキャラクター陣も、この作品の面白さを盛り上げている。ただし、騒がしいドタバタと、暴発的拡大な設定、唐突とも言える終わり方は少し残念。しかし、子供騙しではないリアルな暴力シーンは認めたい。スピーディーで、勢いのある快作であります!★。※長期に渡り活動を休止されている鶴田洋久氏の現在の状況が不透明で、情報も少なく、かなり心配ですが、不撓不屈な大復活を心から望んでおります。朗報を期待します!。