光とともに… ~自閉症を抱えて~ DVD-BOX
夫の雅人、姑の貴子を始めとする周囲の人々が始めは自閉症にまったく知識がなく冷たかったのに話が進むたびにだんだん理解していくさまがうまくよーく表現されていた事と主演の自閉症児に光君ともう一人琴美ちゃんの2人出して視聴者に「自閉症児には、その子によって色んな症状があるんだ」と言う事を自然に認識させたのもよかったと思います。
そして、なにより、りお先生や、7月小学校の先生方が暖かく見守る環境にも感動させられました。
君の分まで (CCCD)
平川地一丁目。公式デビュー3枚目のシングル。私はこの時代に、
平川地の龍之介君、直次郎君のような「心が澄んでいて、独特な
感受性を持ち、しかも純な2人」に出会えて、感動モノだと心から
思っています。龍之介君の書く詞・曲は初期の陽水・拓郎の域に
ほとんど近い素質を持っていると節々に思わせる所があるし、弟の
直次郎君の声は瑞々しい、しかし強烈な説得力を感じさせてくれて、
今後の活躍が本当に楽しみな兄弟だと思っています。こういう「歌」
が日本全体で口ずさまれる、そういう時代にならないといけないなあ
と改めて感じさせてくれる歌です。今、是非、聴いて欲しい!!
電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ
いつはてるともしれない長い病院生活、無事に退院していく子供もいるが、亡くなってしまう子供もいる。そんな苛酷な運命の中で、他人へのいたわりの心を忘れずに懸命に生きる子供達の言葉は、「自分だけがひどい目にあっていると思い込んでいつも不満を言っているのではないだろうか。」「自分の不幸だけに目が向いて、他人へのいたわりの心を失っていないだろうか。」と私たち自身の生に鋭い問いを投げかけてくる。短い一生を終えた友だちの「思い」をも背負って、ある子供達は医療の現場にたずさわる道を進んでいく。私自身も、この本を書いた子供達から贈られた「言葉」に対して、いずこかに「返礼」をしていくことが迫られていることを感じる。こうして小さな言葉はその意味を増幅させ、小さな命の意味が世界へ広がっていくのではないだろうか。この本を世に出してくださった方々に感謝。本を読むのが嫌いな娘(小3)が「買って」と言ってきて、数時間で読んでしまった、人をひきつける本です。
emu (CCCD)
一時期のこの手のヒーリングミュージックオムニバスが低迷していましたが、これはそんな低迷期に新たな一石を投じるCDとなりそう。名馬ラードの冬のソナタの「最初から最後まで」、世界の中心で愛をさけぶの主題歌「瞳をとじて」挿入歌「アヴェ・マリア」、平原綾香の「ジュピター」、劇的ビフォアーのテーマ曲など、今年耳と心から離れることのなかった名曲の数々がインストで蘇ります。近頃、音楽を聴いて感動していない人、音楽の世界に浸りたい人など、心温まり、涙することのできるCDです。この手のCDは、音質命ですので、やはりCCCDは、マイナス1です。
電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ (角川文庫)
この本、詩を読むといろいろなことを思い出します。
というのは、自分自身、この本に出てくる子ども達が学んでいた
のと似た、病院が隣接した養護学校で仕事をしていたことがうるからです。
いい思い出、楽しい思い出もありますが、つらい思い出もあります。
十分なことができなかったという思いもあります。
心が温かくなり、同時に胸がチクチクと痛む、私にとってはそういう本です・・・・。