The London Suede: Introducing the Band [DVD] [Import]
バーナード・バトラーが脱退して、セカンドシングルをリリースした直後くらいのスウェードのライブ集。ファーストとセカンドからの曲で構成されているが、アルバムで聞ける妖しいサウンドは身を潜めて、タイトでロックな感じです。この頃のスウェードを振り返ってブレッドは、カバー曲を歌ってるような錯覚に陥ったとか行っていたように、このライブビデオは、バンドとしても非常に危うい時期だった頃の、青春の一ページとなるでしょう。あまり良いとはいえない画質ですが、そこから何か切羽詰った、緊迫したドラマが伝わってくるのがこのバンドならでは。
The Best of Suede
ジャケットのこの文字の配置、やっぱりスウェードはこのレイアウトですよね〜!!
正直、私はデジタルリマスター云々がわかるような機器で聞いていないので、そのあたりはわからないのですが、
My insatiable one、シングル収録版でなく、「suede」に収録のピアノver.のほう入れてほしかった!
Stay together、ぜひともフルバージョンを入れてほしかった!(だって、最後のホーンセクションとギターが最高じゃないですか)
曲順、超ビミョウ。(一部、アルバムで入ってるまんまのお隣さんだったり、初期と後期混在させすぎ)
ベストというのならば、後期の曲は…〜(セールス的にも振るわなかったし)
個人的な好みですけど、そのように思いましたので☆はひとつ欠けます。
けれど、青春時代をスウェードと過ごしましたので、大好きな曲いっぱいです。こういうの、きっと再結成に伴って、初めて聞くような方も購入されるのでしょうか。ほんとこれ聞いといて!!ふたつとないバンドだから!!と思います。
ロスト・イン・TV [DVD]
これほど内容が充実したDVDはちょっとない。
スウェードが最初に在籍したnudeレーベル時代のPVを完全網羅。
そしてそのPV一つひとつにコメントしていくメンバー(イギリスで発売されたのは2001年)。
コメント自体はそれほど面白くないが、他のアーティストとの交流がほとんどなかったスウェードの人付き合いの下手さが楽しめる。
PVの中からもヒットした曲を選び、それのカラオケが楽しめたり。
スウェードのテレビに出演している姿をまとめたものもある。
これはファンなら買いだ。
しかしマスなファンにはスウェードの歴史やキャラクターを知ってから観ると面白さは倍増するだろう。
なんと言ってもそれぞれのPVの完成度の高さには驚かされる(中には低いのがあるが)。
スウェード独特の美意識がPVを手掛けた監督たちのイマジネーションと混ざり合い、ある種のエネルギーが宿っている。
ちなみにファースト・シングルのドロウナーズのPVでは無名時代のコートニー・ラヴが観れる。
スウェード・ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・DVD
2012年リリース。常識を覆しマイノリティに光を当てようとしたブレット・アンダーソンの美学とそれを扇情的で艶やかなバーナード・バトラーのギターが具現化していくことで生み出された普遍的で圧倒的なその音楽で、世界のヒット・チャートと制圧していた米国グランジ勢に真っ向から立ち向かうと同時に、オアシス登場以前からすでにブリット・ポップの明るい未来の到来を約束したわけですが、そんな偉大すぎる彼らのバンド再結成の契機となった2010年3月24日のロンドンで行った奇跡のライヴを丸ごと収録したのが本作。【5】【7】などの初期の名曲から【3】【20】【25】などの再編成後のヒット曲まで、もれなく演奏した文字通りのベスト・ライヴとなった昇天必死の映像作品。
[クラークス] Clarks Desert Boot
何十年も同じ商品を作り続ける姿勢がすばらしい。
数ヶ月で、形が変わる日本のメーカーも見習って欲しい。
飽きずに何年も履き続けられ、さらにデザインが古びないので履いていても恥ずかしい思いをしなくてすむ。
こういう物こそエコと言うのではないか。
エコ替などとたわけたことを言っている日本のメーカーに未来を語る資格は無い。