ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
テレビ放映時の吹替え音源が収録されていて感激です!子供の頃録画したビデオでよく見ていた映画だったので、慣れ親しんだ吹替えで懐かしみつつ楽しく見れました。当然、ノーカットなのでちょいちょい原語に戻りますが、そんなことはおかまいなしです。圧倒的に満足感が勝利の一本です。ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 [DVD]
私としては、とても好きな映画だ。再放送もよく見たしビデオ録画もして見ていた。
が、劇場では不振を極め大赤字だった、とはライナーの言葉だ。
なるほどDVD化したくても出来なかった要因のひとつだろう。
原作は70年代にあったみたいだが、この作品に感銘したジョージルーカスがこの作品の制作総指揮を務めたのは「インディージョーンズ 魔宮の伝説」の後だ。
しかも制作費はインディージョーンスを越えた。
しかし映画の内容は「ふとしたことで迷い込んだ異世界のアヒルが世界を救う」という、愉快なものだった。
ルーカスイメージとかけ離れていた作品であったのも影響したのか、スタッフ全員が青ざめる興行収入だった。すなわち失敗作の烙印が押された。
その証拠ではないが、翌年のゴールデンラズベリー賞(最低映画を決めるヤツ。最近では「アルマゲドン」が有名か?)を結構受賞していたりする。
私はそんな事は知らず、テレビ放映を見てハマった。
1992年放送時の声優に井上喜久子や青野武といった声優陣もツボだ。
2000年吹き替えにはハワードに所ジョージを起用したのも大きい。
吹き替え表記年月がおかしなことなっているが(DVDでもおかしなことになっている)、1992年に井上喜久子、2000年の所ジョージらの吹き替えと加えておこう。
ハワードはどこかチープな映画だが、面白さという点はちゃんと抑えている。
だから、じわじわのリバイバルヒット(これは時代もあるが)。ようやくのDVD化となったのだろう。
今度は映像リマスタリングで登場してほしいな、ハワード。