旅の途中
バンド結成のいきさつなどは、記念本らしく楽しく読めますが
サウンド作りについて、
アメリカのスタジオに行ってどーしたこーした・・・
などは、ベースをかき鳴らした程度のわたしにはさっぱりでした。
それでも、最後の1ページと、そこに通ずるスピッツメンバーたちのスピッツに対する
一貫した態度に泣きました。
自らの現在を思い思いに表現する人、そしてそれを続ける人が
ROCK!なんだとしたら、スピッツはROCK!である、と
深くうなずいてしまった。
ジャンボリー・デラックス~LIVE CHRONICLE 1991-2000~ [DVD]
以前に発売された2つのビデオをDVD化して一緒にしたものです。
さらに昔なつかしいライブや発売当時の最新ツアーからの曲など
ビデオには収録されていない曲もあり、かなり見ごたえのある作品になってます。
笹路正徳プロデュース時代のポップさを重視したライブから、どんどん骨太で
ロックな演奏を見せるようになるスピッツの変化は見ものですよ。
まさにスピッツクロニクルといった感じ。
僕個人的には、ビデオで「JAMBOLEE2」を持っていたものの
これだけお買い得なので発売して即買いしました。
一番のオススメは「猫になりたい」(これが聴きたくてビデオも買った)です。
ソラトビデオ2 [VHS]
ソラトビデオ4を見てPVにハマり、中古で購入しました。
VHSと言う事もあって、お値段は申し訳ないくらいの格安です。
でも、内容は最高。手に入れて本当に良かったと思える作品ですね。
どの曲も、耳に馴染んだメロディばかりで凄く楽しめますが、
何よりも必見は、このVHS版でしか見られない「愛のことば」です。
美しい歌に合わせた、ちょっと前衛的な映像に圧倒されました。
他の方も仰っていますが、あんなに素晴らしいPVなのに
カスタムが出た時にカットされているのは納得行きません(^^;)
この一曲のために、ビデオを中古購入しても損は無いと思います。
映像が綺麗で操作が楽なDVDもいいですが、やはり最初に発売された
元祖ソラトビデオ2は格別でした。ビデオのアナログな映像感も味があります。
この曲が歌われた時代を、VHSで見ることで、より感じることが出来ました。
JAMBOREE 1 [VHS]
マサムネさんの声の伸びがすっごく綺麗です!ライブとは思えない感じでほれぼれデス。そして何よりも楽しそうに気持ちよさそうに演奏するメンバーの姿に思わず笑みが。弦楽器などとセッションしたライブなのでその一体感も楽しいです。
the popular music ~筒美京平トリビュート~
草野マサムネさんのファンなので買いました。
それ以外の参加しているアーティストもバラエティーに富んでて、
とっても豪華な顔ぶれです。
こういう企画モノってどうしても何曲かはハズレがあるんだけど、
これはどれもまあまあ良く仕上がっています。
肝心の私のお楽しみ草野さんの「木綿のハンカチーフ」は
スキマスイッチの常田さんのプロデュース。
この曲を太田裕美さんが歌っていた70年の雰囲気を残したかのような
程よい「ダサさ」が気が効いてます。
徳永さんの「たそがれマイ・ラブ」の色っぽさにゾクゾク。
山崎まさよしさんの「さらば恋人」は山崎さんの持ち歌のようにしっくりくる。
「セクシャルバイオレットNo.1」をつんくさんに歌わせるというセンスが好き。
秋川さんの「飛んでイスタンブール」やET-KINGの「お世話になりました」は
オリジナルを忘れちゃうくらい思いっきり冒険してるのがいい!!
島谷ひとみさんの「魅せられて」は島谷さんの「市場へ行こう」とアレンジがよく似てて、
だからこそファンの人は違和感なく聴けるはず。
カバーでありながらも、
カバーしているアーティスト自身の色が損なわれてないのも嬉しいです。
思ってた以上に楽しく聴けました。買ってよかった!