乙女はお姉さまに恋してる エピローグCD VOL.1 ~卒業旅行に行きましょう~
スケジュールの都合で、たかはし智秋さんだけ別撮りです。
(CDの最後でバラしています。)
「おとボク」メンバーで、たかはし智秋さんだけ去年の年末に週刊誌にグラビア写真を載せたり等、
独自の路線を行っている様な・・・。
CDの収録時間は約1時間です。
ちなみに年末にVOL.2が発売予定です。
乙女はお姉さまに恋してるPortable ~2人のエルダー~(通常版)
この作品は通称「おとボク」と呼ばれ、1作目から3年後です。
前作をプレイした方が良いかと聞かれれば、直接的なシナリオの関係はありません。
しかし、前作の設定や名前が使われており知っておくとより楽しめると思います。
今作の主人公は「妃宮千早」です。本編を始めてすぐ分かるのですが、北欧系クォーターである容姿や環境からいじめに遭い不登校、人間嫌いになり、物事を斜めに見る穿った性格になってしまいます。
そんな自分も嫌いな千早が、聖鷹女学院に「男の娘」として転校する事になってしまい、周りとのわだかまりを解消しつつ人間的に成長していきます。
前作のレビューにも書きましたが非常に人間の心の部分に触れた作品です。
人の心の温かさ、惜しみの無い友情や愛情の物語です。少し気恥ずかしい言葉を並べられる分だけ、現実離れした温室的な世界観も持っています。
実際にプレイして、前作のPSP版の不満点が修正されています。
PSP1000ですが、前にあった音割れが完全に解消されました。本体・イヤホン共に良い音質です。また画質もPSPレベルではとても高く、綺麗な画像だと思います。
残念だった事はシステムが前の使いまわしで、L(文章早送り)、R(オートプレイ)、○ボタン(文章送り)、アナログスティック上(バックログ)だけでカスタマイズも出来ません。
また、各音量調整は出来ますが全体的に音量が小さいと感じました。基本的にPSPを小さめの音でプレイするため、大きい音でプレイされる方は不満があるかもしれません。
メモリー関係ですが、セーブは早くロードは数秒かかります。クイックロードが無くストレスを感じるかもしれません。
メディアインストールは420MBで4分ほど完了します。以後は読込先が自動で変わります。無いとキャラの音声に一瞬ロードが入るため、フルボイスなのでした方が良いです。
評価は★4ですが、システム面の若干の不満と新OPが作品の雰囲気に合わないと感じ、気持ち★4.5と思っています。
OVA 「 乙女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~ 」 THE ANIMATION VOL.1 [Blu-ray]
ここまでに買うことを決意した、もしくは買ったがまだご覧になっていらっしゃらない方はレビューを読むことを推奨しません。
前作・今作ともに原作をプレイした者です。
まずみなさんが仰るように、ボイスの違和感、超展開、そしてセリフの言い回しも原作と比べて明らかに雑です。
OVAと言うより、ただのダイジェストですね。
各ヒロインとの出会いは綺麗サッパリ全て省略されており、後から参戦したはずの陽向も何故か最初から櫻館の寮生です。
初音さんと優雨の関係も原作ではあれだけ時間を掛けたものが、千早の一手間デザートだけで解決したことになってしまっています。
特に、メインヒロインであり”2人のエルダー”の内の一人である薫子との決着は原作、小説を読んだ上で無ければ理解に苦しみます。
あれでは薫子はただのアホの子です、本当はもっと繊細で女の子らしい悩み方をするはずなんです。
描写の1秒1秒の省略できる限りの場所を省略しているので、設定都合上的な超ストーリー展開です。
3倍速くらいで見ている感じがしますね、見ていて回想に浸る時間がありません。
緋紗子先生が一部作画崩壊かと思われるシーンもありました。
ブルーレイで発売するということは画質にも相当な期待が寄せられているはずなのに、綺麗に雑に描かれてしまっては意味が無いですね。
また付属のブックレットには誤字が見られますし、内側のレーベルは顔のどまんなかにディスク・ホルダーが来てしまっていてとても残念な出来です。
ストーリー展開はOVAで3部作ということで、仕方がないと思うこともできます。
原作があまりに深すぎるんですね、とてもこの尺で語りきれるものではない事は他のファンの皆さんも理解しているでしょう。
ただ、それならそれでもっと別の方法があったのではないか と悩みますね。
このように書いてしまえば物凄く悪い作品のようですが、私は5000円台後半で購入できましたし、こんなものかと。
ファンとして集めるべきか と考えればそんなものですかね、まぁ私個人は嫌いではありませんし、強ち後悔もしてません。
VOL.1を買ってしまったのでもう後戻りはできません、折角なのでVOL2,VOL3も揃えたいと思います。
しかし大人の事情って怖いですね、原作に戻って口直しをしてきます。
乙女はお姉さまに恋してる 2 ~黄金の檻 荊の鳥籠~ (GA文庫)
原作ライター&原作絵師のコンビの小説版の三冊目です。
三冊目で続いてはおりますが、独立した話になっているので原作を知っているならこの巻からでも全く問題はありません。
メインは表紙の通り、雅楽乃と淡雪を中心とした原作に沿ったストーリーとなっています。
原作ゲームでの話やイベントを拾いつつも、今まで描かれていなかった二人の出会いの話や家元辞退の詳細など、この本を読むことでしか知ることのないエピソードがふんだんに入っており、この二人のファンでなくとも、おとボク2が好きな人にはお薦めできます。
そしてイラストが前巻より気合いが入っていて、カラーページに薫子の貴婦人ドレス、千早のチャイナ、御前のビキニ、モノクロでは薫子のビキニ、御前が千早に「あーん」な場面と見所満載です。
・・・まぁその分、46Pから250Pまで一枚も挿絵がないのですが。
何はともあれ、雅楽乃と淡雪の二人が大嫌いという人でなければ読んで損はないと言える一冊です。
次の巻も発刊が決まっているようで今から楽しみです。
maiden's rest 『処女はお姉さまに恋してる』オリジナルサウンドトラック
ゲーム自体をプレイしたことのある人でなくても、ゆったりと心安らぐ感じを覚えるのではないかと思います。こちら単品での購入もいいかもしれませんね。