続エマニエル夫人 [DVD]
バージョン違いと価格の違う物があって紛らわしいが購入した物は無修正版でした。
ブルーレイ版が出てないのでDVDで我慢しましたが古い作品なのに高画質で価格も安く大変満足しました。
エマニエル夫人
へぇ、CD出たんだ。もちろん、買うとしたら目的は2以外に無い。シャンソンの歴史に残る名曲です。
他は正直あまり大したことないけど、でも11は必聴。「英詞」と謳っているにもかかわらず、どこからどう聴いても英語にすら聞こえないという珍曲。
それと、確か16は、かの有名なKing Crimsonの"Lark's Tongues in Aspic part II"そのまんまの曲。にもかかわらずクレジットが無いどころか許可すら取っていなかったため、後に裁判になったという話。
エマニエル夫人 [DVD]
劇場公開当時は小学生だったので、見たいけれども見られなかった映画。ポルノですがなぜか女性客に大ヒットして、後に(確か)日曜ロードショーでもやったと思います。そのときは見たのですが、テレビなのでかなりカットされておりました。
映画は見ていませんが、公開時に「ロードショー」誌上で冒頭からラストまでストーリーが写真と文で詳しく紹介されており、小学生には刺激的な内容だったので今でも全部覚えております。
当たり前ですが、映画はその記憶通りに展開していきます。自分の中ではすでに「名場面」化している場面が次々に出てきて、感動です。飛行機の中の場面とか、スカッシュの場面とか、馬に乗っている場面とか。シルビア・クリステルが大変にきれいで魅力的です。
ボソボソ歌う主題歌もいいです。当時から好きでした。ソフトフォーカスっていうんでしょうか。ジュスト・ジャカンの全体的にぼやけた映像がポルノにもかかわらずおしゃれです。絵もきれいで、非常に植民地主義的な表現ではありますが、バンコクのエキゾチックな風景が非常に魅力的にとらえられていました。
しかし、というかこれも当たり前というか、ストーリーはまるで意味不明。マリオという老人の性の哲学が述べられますが、ポルノ映画を撮るために無理やり作ったようなヘンテコな戯言。そんなことはどうでもよく、シルビア・クリステルを楽しめばいいんじゃないかと思います。映画の中のシルビア・クリステルの美しさは今も不変。名女優だったと思います。