ザ・コーチ - 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』
'@ハウツーものとして。教科書的な目標の立て方の本はたくさんありますが、この本は目標の作り方について本当に実戦的に書かれています。目標・目的・ビジョン・ゴールなどの言葉の定義もしっかりなされていて、本当に腑に落ちる解説がもらえます。目標の立て方が拡大します。
'A物語として。私は不覚にも読んでいて泣いてしまいました。本田健の「ユダヤ人大富豪の教え」のような文章の構成なのですが、「ユダヤ人大富豪の教え」に勝るとも劣らない素晴らしい物語です。
'B総合的に。物語としてもハウツー本としても素晴らしい本です。是非お勧めします。
コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
このところ悪役の続いていた、コーチ役のサミュエル・L・ジャクソンがばっちりコーチにハマってます。バスケ部の面々もそれぞれ個性があって、可愛い。この話は実話を基に作られた話だそうで、実際コーチカーターに指導を受けたバスケ部の卒業生たちは、その後大学に進み、それぞれの職業についている。将来を考えないスラムの暮らしは、一見幸せのようだが、彼らに暗い影を落としている。今の日本もそういう若者が増えているのかもしれない。日本とアメリカでは、大学生になる、ということの持つ意味がかなり違うかもしれない。特に一芸に秀でた学生を大学が奨学金で入学させるという制度はアメリカの方がかなり進んでいる。日本で、スポーツの特待生で大学にいく場合は大学にもスポーツをするためにいくわけだけど、アメリカの場合は奨学金を得るために高校時代にがんばる生徒も多い。その後大学に入ってからは、大学の勉強を中心にやる学生も多いように思う。自力で大学に入るために、高校時代がんばるというのは正しい考え方だと思うんだよね。
アメリカの場合は、裕福な子でも学業やスポーツの成績で奨学金を得て大学に入学できるというのがひとつのステータスになっているけど、日本はほとんどないよな〜そういうの。推薦入学といっても、学費ははらうんだもんね。入学試験で学費免除すると言ってくることはあるけど、それだって遅いよね?ただで行ける大学を狙うっていう高校生が増えないと、高校生は優秀にならないんじゃないかな?
映画のレビューを書くつもりが、受験制度のグチになってしまいました…
スーイサイドランというのは、エンドラインのタッチしながら、こっちのエンドラインからあっちのエンドラインの間を繰り返しダッシュし続ける、死にそうな練習のことです(^^♪
コーチ・カーター オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
このCDについての『レビュー』に書かれている通りかなりの豪華アーティストが参加しているので、映画をご覧になっていない方にもお勧め。もしかたらサントラの曲を聴いて映画に興味を持つ人・持った人もいるかもしれません。映画をご覧になった人なら分かるかもしれませんが映画の場面に曲がとてもあっています。映画を観つつ体が勝手に反応した人もいるかも。…私もその一人です。
一度は聴いてほしい曲がいっぱい、かなりお勧めです。
コーチ進化するブランド
コーチファンのみならず、ブランドビジネスやマーケティングを仕事にする人にとっても役立つ本だと思います。写真が沢山入ったスタイリッシュな作りで、パラパラと眺めても楽しいし、エピソードが満載なので読み物としても面白い。日本に上陸してから今に至るまでの軌跡はまるでプロジェクトXのようで興味深く読むことができました。気が付いたら大ブランドになっていた、という印象のコーチですが、周到なビジネス戦略の一端を垣間見るよう。ブランドは一日にして成らず、なんですね。
コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
正直、そんなに期待はしていませんでしたが、久々に感動出来ました。あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので、詳しくは言えませんが、泣けるシーン多いです。ただの学園感動スポ魂ものだとおもったら大間違いですよ。
ホント、日本の教師もカーターくらい考えてくれる教師はいないものだろうか。こういうストーリーを見るとつくづく思ってしまう。
今起きている社会問題の根底にあるのが、家庭・学校での教育であり、全ての責任は教師にあるとは言わないが、少なくとも半分は教師にも責任があるということを自覚しなくてはいけない。親は(言葉は悪いが)産んだ以上責任はあるし、教師は子供を預かった以上は責任があるのだ。家庭・学校が一体となった教育を進めていくことが急務なのではないでしょうか。
この作品は、バスケットが苦手な私でも感動して楽しめました。値段も安いし、コレクションの一枚にはとても良いと思います。子供にも見せるべき作品だ。