ファミコンミニ がんばれゴエモン! からくり道中
このゲームは、コナミの看板キャラクターの一人でもあった(過去形)「ゴエモン」のデビュー作である。
本当は、アーケードゲーム「Mr.五右衛門」をファミコン移植する際にアレンジされたものであるが、漢字の五右衛
門さんとカタカナのゴエモンさんは、ストーリー、システムなどで全く別のゲームとなっている。
結果的にこのアレンジが良かったのかもしれない。
当時、ファミコン市場は、「容量が大きかったらより良いゲームが作れる」…みたいな風潮があり、ファミコン初の2MROM採用のこの作品はそれだけで注目を浴びてた作品だった。
その内容も、コナミらしく、アクションゲームのツボを熟知したつくりとなっていて、ゲーム開始直後から、(当時としては)美しい画面、軽快な音楽、ストレスのない操作性で期待に十分にこたえた。
ただ、問題としては、当時中古ファミコンショップも出始め、中古市場に流れないようにエンディングまでの時間をできるかぎり延ばそう、という風潮があった。
そのためか、この作品を最後までプレイしようとおもうと気の遠くなるような時間が必要となる。コンティニューを使ったとしても、徐々に「冗長」という言葉が浮かんでくることだろう。
ただし、最初の数面を遊んでいるだけでも十分に面白い作品である。
がんばれゴエモン!からくり道中
FC初の2Mソフト。
ゴエモンが世直しの道中を肥後国~江戸まで突っ走る。
地上面・地下面・3D地下迷宮と多彩なステージ構成。
各16ステージ。それぞれ情緒ある土地とBGMが魅力。
動かせるキャラは「ゴエモン1人のみ」です。
エビス丸やヤエちゃんはまだ出て来ません。