コーエー定番シリーズ 信長の野望 将星録
領土は日本地図を区切って支配するのではなく、城を占拠し、その周辺を支配する。
すべての城を占拠するか、征夷大将軍になり、残りの城を占拠している勢力と同盟を結び敵対勢力がなくなるとクリアとなる。
武将をユニットとして、マップへ配置し、内政や戦闘を行う。
戦闘はとても簡単、面白味にかけるとも言える。
野戦はコマンドで選択できるが、城攻めは観てるだけ。
序盤は楽しいが、終盤は苦しい。
配下の武将が100を超える終盤になると、とても管理できない。
輸送ユニットが実際にマップ上を歩いて輸送するので自国が広くなってくると大変になる。
しかし、城を20個占拠すると征夷大将軍になれて同盟でのクリアという
終盤の苦しみを回避できる選択肢があるのが救い。
自分は三好長慶で開始して、征夷大将軍になって、残りの勢力と同盟を組んでクリアしました。
有能な武将も身分が上がるまでは、少ない兵力しか与えることが出来ず、中盤〜終盤に配下になった武将はほぼ活躍する機会がありませんでした。
単純な「信長の野望」が好きな人には楽しめると思う。
安価なのでやってみてもいいと思います。
信長の野望サウンド・ヒストリー
コーエーの「信長の野望」は、ほとんどの作品(online以外)を長時間をかけて遊び抜いた思い入れの深いシリーズなので、「サウンド・ヒストリー」というネーミングに惹かれて衝動的に購入してしまいました。「武将風雲録」のオープニングテーマが流れた瞬間、鳥肌が…。
「全国版」から「天下創世」までの各作品から、2or3曲ずつの選曲(天下創世のみ4曲)となっていますが、7〜8割がオープニングもしくはエンディングテーマで占められています。
オープニングの方はともかくとして、多くのシリーズファンにとって印象が薄い思われる(本編に比べて、エンディングは歴代手抜き気味という事情等による)エンディングテーマが多めなのは、正直、余り嬉しくない。思い出深い戦闘・内政時のBGMを聞きながらシリーズを懐かしく振り返れるのでは…という期待を持ってこのCDを購入すると肩透かしにあう可能性もあるので、ファンの方はその点は注意してください。
歴代作品の戦闘・内政・外交等のプレイ中BGMを中心に選曲したサウンドトラックも、機会があれば出して欲しいですね。
とはいえ、収録曲そのもののクオリティに問題があるわけでは無い。
ゲームから切り離して繰り返し鑑賞するに堪え得るだけの曲が揃っており、シリーズのサウンド独特の味も、しっかり詰まっている。
その意味でむしろ、「シリーズをプレイしたことはないが、なんとなく興味をもっている」というような方に、おススメしたい一枚です。
コーエー定番シリーズ ツインキャンペーン 信長の野望・将星録&信長の野望・天翔記withパワーアップキット
将星録は、内政で作ったもの(田んぼや街)が画面上に表示されます。
自分の好きなように領地を開発できるのが一番のポイントだと思います。
天翔記は、合戦がポイントです。
最大9個の城が合戦の舞台になるため、自分の城が巻き込まれることもあり、
その場合も味方につく勢力を選べたり、中立の立場をとることができます。
また、武将の育成も楽しみの一つです。
将星録では、武将の能力は家宝を与えない限り固定ですが、
天翔記では、教育や武将が行動することで能力値が上昇します。
ここまで楽しめるので、満点をつけたい所ですが★4です。
将星録がパワーアップキットに対応していないためです。
しかし、値段を考えればお買い得だったと思います。
コーエー定番シリ-ズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット
○な点
CPUが好戦的で外交も活発にしてくる
戦闘がターン制で考えながら指示できる
武将数が多く、信長誕生時代の武将達が活躍できる
マイナー武将でもしっかりした経歴が書いてあり、読むだけでも楽しい
ロード時間が短く音楽も良い
×な点
城攻めが兎に角ダルい、ゲームの半分以上の時間は城攻めなくらい
後の名将も出現時のステータスがかなり低い
上洛して京都を支配下にするメリットが欲しい
織豊武田系以外の地方武将の能力的な冷遇
今プレイしても面白かったのでやはり傑作だと思う。
KOEI The Best 信長の野望・烈風伝 withパワーアップキット
言わずと知れた傑作、信長の野望 烈風伝。
シリーズでは烈風伝、蒼天録、天下創生の三作しかプレイしていないが、この烈風伝のプレイ時間が圧倒的に長い。信長の野望シリーズ内に限らず、私のゲーム歴の上でもひときわ大きな存在感を放つ作品である。
内政、戦闘、外交、謀略、建築、何をとっても面白い。
何から何まで全てが完璧、とまではとても言えないが、あらゆる意味でバランスの良いゲームであり、実に多彩な楽しみ方が存在する。コマンドやスキルも多すぎず少なすぎず、何周クリアしてもプレイごとに新たな発見がある。
遊び方の一例としては、初期武将が二人しかいないような小勢力から天下統一を目指したり、箱庭式の内政に力を入れ、各城下町に個性をもたせたり、逆に内政を無視して短期クリアを目指したり、戦でとらえた敵方の捕虜は全て斬首して魔王プレイを満喫したり(多くの場合武将不足に泣くはめになる)、九州南端の島津家からスタートして蝦夷まで水軍を飛ばしたり、湿地の多い関東平野で川という川に治水工事を施したり、山という山、平野という平野に道を張り巡らせたり、征夷大将軍就任を拒んだり、家臣全員を茶人・僧侶にしたり、領地に築城しまくったり、城を解体しまくってスッキリさせたり、家臣を解雇しまくったり、隠居しまくったり、戦闘能力が非常に低い武将ばかりで野戦に臨んだり、20万の兵で小田原包囲戦を再現したり、滅亡の憂き目を見たり、本願寺家でプレイして各地で一揆を勃発させたり、天罰だったりと、戦略の多様さには比類がない。
難点といえば、戦闘のモーションがまだるっこしく感じたり、有名武将以外の顔グラが百鬼夜行の様相を呈していることくらいである。
難易度もほどよく設定されている。大勢力を選択しても決して簡単ではなく、小大名を選択しても上手く立ち回れば必ず生き延びられる道がみつかる。
随所に「おっ」と思わせる仕掛けもたくさんある。セリフやイベントも豊富で、個性溢れる武将プロフィールを眺めるだけで時間が過ぎる。印象的なシーンも多い。城攻めで「壁越え」が成功したときなど胸がすく思いがする。浪人武将に無人の城を乗っ取られればカッとなる。足軽Dの武将が足軽Aまで成長したときなぞ思わず目頭が熱くなった。
何より箱庭内政が面白い。城下がにぎわってくる様子を見ているとこちらまで嬉しくなる。先に述べたように、治水、道造りも熱い。
以上が、なんとパワーアップキットを使わずに楽しめるのである。もちろんパワーアップキット使えばさらに楽しみの幅が広がることは間違いない。武将の内政能力と資金を細工し、領地が凄まじいスピードで整備されてゆくのを見るのは爽快だ。
このように、非常に自由度の高い戦略が楽しめるのが特徴である。これで7年くらい潰れた。一生涯に一本しかゲームをしてはならないと申し渡されれば、私はおそらく烈風伝を選ぶ。完成度の高い一品である。