ベルリン・天使の詩
高校生の時この映画を映画館でみた。
学校さぼって毎日通った。
映画館で映画を繰り返し観るなんて初めての経験だったけど、映画館を出るとさっきまで天使だった私に気が付く。
そうか、私天使だったんだ!
最高の映画です。
ベルリン・天使の詩[ビデオ]
高校生の時この映画を映画館でみた。
学校さぼって毎日通った。
映画館で映画を繰り返し観るなんて初めての経験だったけど、映画館を出るとさっきまで天使だった私に気が付く。
そうか、私天使だったんだ!
最高の映画です。
ベルリン・天使の詩 オリジナル・サウンドトラック
映画ベルリン・天使の詩を見られた方の多くは、サウンドがこの映画のクオリティをより高めていることにお気づきだと思う。残念なのは、この傑作CDが廃盤なのか中古でしか手に入りにくいことだ。しかも日本版はかなりの値段。値段で悩んでおられる方は、「Wings Of Desire (1987 Film) [Soundtrack, Import, From US]」とアマゾンで検索して輸入版を購入されるのがよいかもしれない。1000円程度で購入することができます。
私は、あの天使が恋する女性がトレーラーハウスの中でかけるNick Cave & The Bad Seedsのレコード(14曲目:The Carny)のかっこよさにすっかり魅了されてしまいました。なんとも禍々しいというか閉塞感たっぷりのサウンド。映画ラストのライヴのシーンに再び、彼らの曲(18曲目:From her To eternity)が流れます。
歌だけでなく、映画に登場する詩もあの低音ボイスで収録されていたり、チェロによる陰鬱なメロディなど、せつなく暗いサウンドが心にしっとり沁みてくる素晴らしいサントラです。
ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]
この映画はおそらく、僕の生涯の1本になるだろう。ヴェンダース監督の映画はどれも、映像を見るだけで充分感動を得られるが、それだけではこの作品はもったいない。
天使は、人間には絶対に得ることの出来ない『完全な自由』をもっている。
しかしこの物語の主人公(天使)は、それでも人間になろうと決心する。それはなぜか?天使には決して得ることの出来ない、様々な『制限』があるからだ。これは矛盾しているように思えるが、決してそうではない。生命には限りがある。だから、強く生きられるのだ。