倒産情報―業種別・崩壊シグナルのすべて
様々な倒産のケースが豊富なデータとともに詳しく分析されている。
新聞を賑わした倒産から、あまりマスコミでは騒がれなかったものも、業種別にわかりやすくまとめている。
最近良く耳にする、倒産関連の法律についても簡易に説明されており、非常にためになった。
成功に関する書籍は多いなか、この本のように失敗の詳細を分析した書籍の存在価値は高いのではないか。
経営者のみならず、会社員も自分の置かれた立場を客観的に分析するために役に立つと思う。
あなたがどんな状況でも成功する8つの性格―もし会社がつぶれたとしても成功できる方法
どんなに大きな会社でも、つぶれないという保障はない今、
自分を見つめなおし、何をすればいいかは常に考えるべきだと思う。
その手助けになる本だと思います。
心理テストをする感覚で読めるので、この手の本を今まで読んだことが
なかった人にもおすすめです。
2012年、日本経済は大崩壊する!
いまの世界の経済状態を、これほどわかりやすく、平易に、かつしっかりと現実を把握している書物はなかなかないとおもう。データの羅列のような難解な書物の方が、経済本として上なんだというバカげた考えをもつ人はそのような本を買えばいい。私はそういうのは途中で読みたくなくなるので、これを選んだ。内容としてはほかの人も書いているが、いわゆる世界経済悲観論に立つ(それも超破滅型)、そしてそれに対応する資産防衛の仕方を、かなり平易に、けっこうざっくばらんな感じでかかれているが、平成11年8月19日現在、米国債格下げにより株価は暴落し、欧州経済危機と中国の経済の悪化まで、報道され金は連日最高値と、この本が指し示す破滅の道を歩みつつある。この本の核心は、まさにどうしてそのような道に世界が突き進みつつあるのかを、説得力をもって語っているところにある 結論としてはもはや各国は、打つ手を持たず、単に時間稼ぎが行われていること、毎日株式ボードを見ていると市場参加者もうすうす感じているような株価の変動を感じる