ライヴ・イン・バルセロナ [DVD]
92年のワールドツアーからバルセロナでの公演の模様を収録したDVD。おなじみの定番曲のほかにも、simple life、blue avenue、the last songなどが収められているのもファンにはうれしいところ。もちろん、エルトン初心者でも十分楽しめる内容。個人的にはMona Lisas and Mad Hatters 1&2がおすすめで、エルトンのピアノがとてもよい。残念なのは、the show must go on(クイーンのカバー)を立って歌っていることくらい。
Greatest Hits
カルロス・ゴーンは21才の時、バイクに乗ってはるばるフランスからエルトン・ジョンのコンサートを聴きに行ったそうである。
ヴェルサーチのファッション集大成本にはプリンスとならんでエルトン・ジョンが大活躍している。
かっこよくはない。でもカッコイイ!!
「君のいる人生がどんなにすばらしいか書きたいんだ」。Your Songはあせる事のない感動をこれからもどんな人にも与えていくのだろう。
すばらしいエルトン。ずっとそのままで。
グレイテスト・ヒッツ 1970-2002
エルトン・ジョンは、本当に素晴らしい歌を沢山この世に紹介してくれたと思います。
特に、彼の『僕の歌は君の歌』は、とても好きな歌でした。
1970年の発売ですから35年前の曲となりましたが、今でも耳にする機会があるということは「永遠の名曲」ということでしょうか。
エルトン・ジョンは、最高のメロディ・メイカーでした。まだ「シンガー・ソングライター」という言葉が市民権を得ていない1970年代のイギリスを代表するミュージシャンでした。
当時は、ビートルズの音楽が『アビ-ロード』のアルバムをラストに少しずつ、翳りを見せ、ブリティッシュ・ロックと言われる音楽が台頭してきた時代でした。
プログレ系のロック・バンドのキング・クリムゾンのオーディションにエルトン・ジョンが落とされたという逸話が残っている時代の頃です。
「僕の歌は君の歌」は、彼の最初のヒット・ナンバーで最高のラヴ・ソングです。
その音楽は限りなく美しく、歌詞はとても優しさに溢れています。彼のピアノ前奏も印象的ですが、その後に続くとてもソフトなヴォーカルは、癒しの力を秘めています。今聴いても、古さを感じさせません。「永遠のポップス」の名に恥じない名曲です。
ジョン・レノンは、彼の歌声を聴いて「彼の『僕の歌は君の歌』をきいた時、エルトンをビートルズ出現以来の最も新鮮な出来事」と評していることから、その実力が伺えると思います。
先見の明という諺を思い浮かべました。
ロック・レジェンド ~エルトン・ジョン [DVD]
リアルタイムでグッドバイイエローブリックロードを聞いてからのファンです。このDVDはエルトンの素晴らしさの一部ではありますが ファンとしては嬉しい限りです。50年代プレスリー60年代ビートルズ、70年代はエルトンの時代〜そして現在まで素晴らしい楽曲を世に送り出すエルトンことロックレジェンドです!
Elton John
21世紀に入って、再びその才気を輝かせ始めたエルトン・ジョンの第二集にして、実質的には世界的なデビュー作品である。「君の歌は僕の歌」は70年代前半期を代表する名曲として残されたが、初めて聞いた時は地味な印象しかなかった。
このアルバムは誰かから借りて聞いたのが最初だったが、全体を通じて繰り出されるエルトンの美しい旋律に感心した事を覚えている。特に本作でのそれは際立ち、ロック色の強い3曲〔靴紐、パイロット、鳥篭〕以外は類まれな美しいミディアムテンポで一貫されている。(この3曲だって素晴らしい曲だが・・・)
「60年経って」「境界の歌」等が有名所であるが、「ハイアントンの思い出」や「偉大なる発見」なども聞き逃せない旋律を持っている。彼が未だロッカーやポップ・アイドルになる前のシンガーソングライターと呼ばれた時代の秀作にして、長いキャリアの代表作でもある。先日エルトンのバラードばかりのCDをドライヴ用に編集した、勿論本作から多くを選んでいた。
エルトンのメロディメイカー・センスが気に入っている人にとっては手放せないアルバムであろう。
個人的にはエルトンが20世紀にポップス界における最高のメロディメイカーだと思っている。長い間の実績がそれを物語っている。