Quiet Is the New Loud
ノルウェーのフォークデュオのアルバム。ギターの弾き語りに時々ピアノが入る程度のドラムレスのスタイルで、アタック音は避けられたそのサウンドはサーモン&ガーファンクルを思わせる静謐な世界。その控えめで慎ましい表現スタイルはしかし、アルバムタイトルが物語るように、現在の音楽シーンのアンチテーゼとなって、2001年において、どんな音楽よりも高らかに鳴り響く。
ベル&セバスチャン、エリオット・スミス、ニック・ドレイクなどを好まれる貴兄は是非一度お試しあれ。
デクラレーション・オブ・ディペンデンス
長い間待った甲斐があったなと思える素晴らしい作品です。
前作よりさらに音数は少なくなり全体を通してとても静かな作りになってますが、これまで以上に研ぎ澄まされたアレンジ、二人の溶け合うようなヴォーカルは何度も何度も聞きたくなります。
プレイヤーを持っている方は是非アナログでご購入することをお勧めします。
A面の最後を締める「24−25」は本当に名曲。
Declaration of Dependence
寡作なキングス・オブ・コンビニエンスの2009年、3作目。なんと前作から6年のインターバルを置いて発表された。しかし、内容は全くブレのない、まさにキングス・オブ・コンビニエンスなオーガニックで洗練されたアコースティック・サウンドが時間の流れなど無関係かのごとく鳴り渡る。これまでの作品の中でも、最もリラックスしている余裕の大人のサウンドが、ひたすら心地よく響く。新作に新機軸がないというのが、マイナスではないことを証明しているような一枚だ。彼らの特徴は、ボサノヴァやジャズなどさまざまな音楽を取り込みつつも、北欧ジャズにも通じるひんやりとした空気感を生み出せている点だと思う。そこが他のネオアコ系の音と大きく違う点でもある。
Riot on an Empty Street
ギターや声の かすかなとこがとてもいい感じ。
ドライブしながら聞くと そのかすかなのが消えちゃうから
ヘッドホーンで聞くと 木漏れ日の中 リネンのカーテンがソヨソヨしてて さて掃除もすんだし コヒーのんでたら・・・ソファーでうとうとって感じの心地よさが 右の耳と左の耳の間の脳にフワーとわきあがる感じで素敵です。