ハロー
前作がサーフ・ミュージックの波に乗り大ヒットを記録した彼女の2作目。
今回はロンドンでの録音だったようで、プロデューサーはジェイムス・モリソンを手がけた、マーティン・テレフェ。
そのせいか、全体的にはねるようなリズムとスウィング感がとても好印象な一枚。もちろんカントリー、ブルージーな曲もあり捨て曲無しの完成度です。
それにしても作曲能力の高さに驚かされます。ウェストコーストサウンドがベースでしょうが、実にポップでこれはサーフ・ミュージックの枠に押し留めて
評価されるようなものでは無いでしょうし、まして売れ線ということで毛嫌いしていては本末転倒。アメリカの正統なポップとして充分な魅力があります。
この日本先行版は2曲のボーナストラックが収録されており、これまた2曲とも素敵です。特に最後の「Hummingbirds」はちょっと不思議な旋律が
魅力のシングル級の1曲。おススメですね。
あとジャケのキュートかつお洒落さはすでに名盤の風格、惚れます。。。