サンキュー先生 初回限定BOX [DVD]
子どもたちの成長と、石松鈍器(西田敏行)の成長とを同時進行させた物語。
ブルートレインが好きだったり、馬乗りで遊んだり、古き良き時代の子どもたちに出会える。教育モノとしては期限切れ、とは見ないで「子どもが子どもでいられた時代」の追憶として見たい。
鈍器に対する子どもたちの献身的な愛情にはきっとほだされる。
サンキュー先生 VOL.8 [VHS]
25話「愛のカプセル’81」。
「私たちの19回目の同窓会に」「俺たちが31歳になったときに」開けると約束したタイムカプセルがまだ開けられていない。子役たちも36歳。なぜタイムカプセルを開けられなかったか、つじつまを合わせるのはもう限界だろう。
「そのときには先生もオジンだね。」
生徒に何気なく指摘されたが、現在の西田敏行が本当にオジンになっているのが怖い。
当時の子どもたちが当時の鈍器と同年輩。鈍器は校長か定年退職にふさわしい年齢。続編を作り、この作品を締めくくってほしい。
サンキュー先生 VOL.1 [DVD]
私、WEBで”おもらし官能小説”サイトを運営している者です。
当然、昔からこのドラマは非常に強く印象に残っており、地元放送局にも放映の打診を何回もかけたほどです。
それがVHS、DVDとして復活し、喜ばしい限りです。何がすごいというと、やはり「おもらし」という事象をスカトロジーという変態領域から、偶然的失敗によるいじめ/虐待などの社会問題として捉えた点でしょう。その場面に限らず、全体として役者の演技もすばらしく、内容もしっかりとしています。自信を持って推薦します。全巻買っても満足いただけると思います。