バッハ:フルートによる無伴奏チェロ組曲
難しい曲を難なく聞かせます。前作と合わせて、この人の演奏が模範的なものとして、ひとつの基準になるでしょう。パルチータはこんな風に演奏するのかと考えさせられました。どこと無く、有田の演奏が思い浮かびました。日本情緒の絡みかな。楽しみました。感謝。
J.S.バッハ:フルートによる4つの無伴奏チェロ組曲 BWV1007~1010
全くのフルート一本による録音で伴奏楽器はありません。
聞き方によっては、各フレーズの頭などで3和音にも聞き取ることができますが、
これは奏者(藤井香織)の歌い方によって開かれた音世界といえるでしょう。
大バッハは、ヴァイオリンとチェロの楽器のためにソロ曲を【無伴奏〜】というタイトルで残しました。なかでも、このCDの1番そして3番は非常に聞きやすいといえるでしょう。私は、1番(全6曲)だけでも大きな価値がありました。この1番のプレリュード(トラック1)は必ずどこかで耳にしたことがある名曲です。(1番と3番は ギタリストの人気曲)
音の流れに身をまかせれば、このチェロ作品は新たな音楽として蘇ります。ブレスの大きめの吸音は、フレーズの切れ目を強調する目的でしょうか。聞き手によっては気になるかもしれません。
あと大バッハのフレーズの切れ目は相対的に、次の小節の頭の音まで伸びていることも補足しておきましょう。
おしまいに、純粋にフルートの音色が好きな方へ。1番(トラック1から6)は朝の目覚めにどうぞ!
NHKレッツダンス6~司とみどりのはじめてのダンス ワルツ、タンゴ編 [VHS]
スローモーションで足の運びとポイントを
説明し、初心者の私でもビデオを見ながら
踊れるようになりました。
細かいところまで、丁寧な説明のビデオです。