ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]
2004年まだレンタルしはじめのこの映画を、たまたま一本残っていたのでなんとなく借り、何気なく見ていた。ラスト、恒夫につられるように泣きはじめて、ジョゼの疾走する背中からは号泣で、エンドロールが終わってもまだ泣いていた。しばらく放心した。
もう一度観ると、ジョゼがこの日々を心にしまって今も居るのだろうかと、すべてのシーンで泣けた。
2泊3日で返却した足でDVDを買った。過去に映画のビデオを買ったことは一度もない。そこまで観返したいと思うものに出会ったことはなかった。 ちなみに当時、家にプレーヤーはなかった。それでも手元におきたかった。
もう何度となく観ていて思った。この話は、人魚姫に似ている。足の不自由なジョゼと、下半身が魚の人魚姫。王子様と出会い、最後はひとり海に帰るのではなかったか?ジョゼが暗い海底に再び戻るように。
恋愛に奥手なあたしはジョゼとリンクした。何もない暗い海底を「寂しい」とさえも思えなかったジョゼ。恒夫という光や風を知って、再び海底に沈むことを「それもまーよしや」といった彼女の気持ちに、深い共感をおぼえた。
そして何より、この映画で妻夫木聡をただのアイドル俳優だと思っていた事を深く反省した。この作品に感じるさわやかさは彼なしにはありえない。そして彼は顔で演技できる男なのである。特に、ジョゼとのキスシーンでの表情は胸キュンなのである。その後あたしが彼のファンになったのは言うまでもない。
ジョゼと虎と魚たち Blu-ray スペシャル・エディション
ちょうど大学生のころに観た作品。
妻夫木くん演じる等身大のキャラクターに、当時はなんだかなぁと思ったものですが、30歳を超えてみると、
ああ皆こんなもんだよねと、しみじみ身につまされます。
「カーネーション」の脚本の渡辺あやのデビュー作でもあるんですね。感慨深いです。
前の人のコメントで気になったので、手元のDVDと見比べて画質・音質を確認しましたが、確実によくなっていると思いました。
このくらいの時代の邦画だと元々の画質が悪くないので、Blu-rayになってもそこまで驚くような違いは出ませんが、やはり黒の深みなどで差が出ますね。
あと、ジャケットはリバーシブルなので、裏返せば問題ないです。
藤次郎作DPコバルト合金鋼割込(口金付)ペティ150mm F-802
そこそこ持ちがよく、錆びない刃。
なだらかな丸みを帯びた溶接された口金。
隙間なく合わさった刀身、中子、柄、口金。
握ったときに違和感もなく馴染みも良し。
小指の当たりも良い。重心は柄より。
値段を考慮すると、とてもいい包丁です。
安価に真っ当な包丁が欲しいなら候補に入れて間違いなし。
まぁ探せば同じ値段でV金10号の包丁も売ってますから、見て買えるのならそっちの方が良さそうですが。
あと欠点ではないですが個人的に15cmは長いように感じます。
他の包丁が20cm程度ならペティは10cmくらいでいいような。
さらに個人的な好みを言うと柄がもうちょっと太い方が好み。
とらドラ! Blu-ray BOX(完全限定生産版)
これを書かせてもらっている時点でDISC2までと新作OVAしか見ていませんが…
見かけはシンプルながら中を見ると思わず懐かしくなるデザイン
作品内の展開に合わせて交換のタイミングを完全に考慮した各ディスクの収録話数
元が本当にSD制作なのか疑うアプコン具合
あれ?こんな音入ってたんだと今さら気付いてしまう程の音質の向上
ファンならきっと満足できる新作OVA
あまりにも豪華で大量のインタビューを掲載したブックレット
このBOX、キャストとスタッフのみなさんのとらドラ!に対する愛で溢れかえっています
買ってよかったとしか言いようが無いです
僕はこの作品が大好きなので客観的に見れていないかもしれませんが、放送当時毎週楽しみに見ていた作品が最高の形でBD化してくれたことを本当にうれしく思っています
ファンなら買って損はないと思います