グワシ!!まことちゃん楳図かずおワールド
なかなか楳図先生のCDが発売されないなか、ついにベストアルバムが発売されました!
幻のアニメ映画(?)「まことちゃん」、TVアニメ(影絵?)「猫目小僧」、さらに伝説の名作「アンデスの少年 ペペロの冒険」の主題歌などを聞くことが出来ます。
意外だったのが、ペペロの冒険の作詞/作曲が楳図先生がやっていたことかな。
どれも昔聞いたことがある人には、懐かしく思われるのではないでしょうか。
また、初めて聞く人は、昔のアニメ主題歌のノリなので、思わず口ずさんでしまうかも・・・
きっと、楳図先生の魅力に引き込まれることでしょう。
楳図ファンで無い人にとっては、星3つって感じかもしれません。でも、耳に残ってしまう曲が多いので、是非聞いてみてください。
特に10曲目「つる姫じゃ~っ!」は、繰り返し聞きたくなってしまいますよ。
まことちゃん 劇場版アニメーション [DVD]
内容は聖秀幼稚園に通う沢田まこと(通称まことちゃん)とその一家が織り成すドタバタコメディーです。これは1976年から81年まで週刊少年サンデーにて連載されていた漫画で、80年に映画化されたものです(※音声はモノラルです)。私が昔サンデーでまことちゃんを読んでいた時は小学生で、“面白いな〜”というよりも“絵が怖くて気持ち悪いな〜しかも汚くてやらしいし”と思って読んでいました。しかしそれがトラウマ、病みつきになっていたのも事実でした。そのとんでもない雰囲気はこの映画にも反映されていて(下ネタのオンパレード、ビチグソ、逆さ貼り付けなど)懐かしいなと思わせてくれたのですが、しかしあの楳図先生独特の気持ち悪い絵のタッチがアニメでは再現しきれないのも事実で、正直いまひとつな所は否めません。まあそれをカバーする為、ピンクや赤などを多用して異常感溢れる映像にはされているのですが・・しかしなんでもかんでもうるさすぎる現在では子供が主役でこういう下品でいやらしい漫画やアニメは絶対製作されないので、面白いかどうか別にして、その歴史的価値を考えると星を5にしました。しかし当時これぐらい普通だと思ってたことも今では駄目という、なんか自然と検閲をうけてるようで嫌な時代になりましたね。そういえば楳図先生自身も家の壁の色彩ごときで訴えられてましたね。なんだかなぁ・・
男 宇宙
これをかけると嫁が嫌がる。
「女にゃわからんさ」と盃がすすむ。
笑い、そして泣ける。俺には最高の酒の肴だ。
が、ときにコイツは「オレの歌を聴きながら呑気に酒なんか呑んでんじゃねえ!」と俺を叱咤する。そんな時は家でチビチビやってないと街へ出る。か、嫁と頑張る。
キープオンロッキンというコトバがある。
多くのヤツらが憧れ、そう生きたいと願う。
しかしここにある歌と歌い手は軽々とそんなコトバを乗り越えている。
常にキープオン自分だ。
病気になろうと、訴えられようと、落選しようと、逮捕されようと、彼岸へいこうと
キープオン自分だ。
2
土屋氏を中心にしたDIYバンド、ツチヤニボンドのセカンドアルバムです。
前作ではポップ、ロック、ワールド、サイケ、はたまたシカゴ音響派かいろいろな方面の音楽をちゃんぽんした独自の音楽性でしたが、本作でもすばらしい音楽を聞かせてくれます。
前作から一聴して変化した印象を受けたのはギターサウンドが全体的に表に押し出されている点でしょうか。前作ではややアコースティックな音が目立ちましたが、本作ではギターを歪ませたり、刻んでみたり、前回にはなかった多様なサウンドを見せてくれます。そのサウンドの変化もあいまってか全体的なその音楽性はますます分類不可能になった様に感じます。
ツチヤニボンドを始め、独自の音楽性をもったDIYバンドが最近増えてきている印象を受けますが、ツチヤニボンドはその中でも多種多様な音楽を吸収している稀有なバンドのひとつだと思います。今回アルバムに付属されているライナーノーツ(本当に紙一枚でしたが)に土屋氏の影響を受けたと思われるアーティストについて幾人か触れられていましたが(正直半分以上知らなかったです)、そのジャンルレスな感性からこの音楽性が作られたと思うと納得です。
ただ1つ短所を挙げるとすれば歌詞カードがついていないこと、ところどころボーカルもリバーブをかけたりして歌詞が聞き取りにくいのでつけてほしかったなぁ。
神の左手 悪魔の右手 [DVD]
この映画は面白かったワイ!文句ばかり抜かすなら観るな!馬鹿野郎めが!…俺は此の映画は大好きだ!只、お姉チャンの胎から弟が出て来る時の演技は素〜やったので。星マイナス1で、