Sounds of Summer: Very Best of
CD1枚に30曲・79分を詰め込んで、今日現在お手ごろな価格。しかも01年リマスターされた曲中心。ビーチ・ボーイズのベスト盤として一番にお奨めする、ベスト盤の傑作。
MP3音源・ダウンロードでも購入可能。音を確かめたい人はそこで試聴するといい。そのページでは2001 Remaster or not 程度しか判別できないが、添付のパンフレットによれば、曲ごとに02 stereo mix, 01 stereo mix, 96 stereo mix, new stereo mix, mono, mono single version といった表示がされており、要するに色々な音源由来の曲が同居している。
しかし、細かい version 違いにこだわるよりも、このアルバムは、ビーチ・ボーイズの代表曲をてっとりばやく集めて浴びるように聴きたい、そういう人にうってつけの作品。
これぞウォール・オブ・サウンドと言っていい Don’t Worry Baby、俗をつきぬけて高みに至る Sloop John B の響きの厳かさはすべての人に聴いてもらいたい。
クロール(初回生産限定盤)
通常盤で十分だろうと思い、購入しました。全体を通して夏にぴったりで、
新曲やカバーなど聞いて損は無いほどの名曲揃いだと思います。
池森さんの歌声も最高です!
収録されている『瞳そらさないで』は、昨年とほぼ同じバージョンでガッカリ。
インストロメンタルや山根さんのボーカルの曲も収録され、DEENの3人の個性が
発揮される一方で、もっとオリジナルの池森さんがボーカルをとる曲がもっと欲
しかった。実質新曲は4曲しかないです。収録されている新曲はどれも、名曲でした!
やっぱDEENは良いなと思わせてくれます。
ファンキー・マシーン★ココモ1号
75年、CBSからリリースされた記念すべきファースト・
アルバム。母体となったアライヴァルから4人のヴォーカリ
ストにグリース・バンドからニール・ハバード、アラン・ス
ペナー、そして、あのメル・コリンズらと結成した総勢10
人編成グループ。
ファンキー路線をベースとしながらも、4人の男女混合コー
ラスが、他のUKファンク/メロウ・グループとは異なり、独
自のサウンドを形成している。
その2、4、9が顕著であり、シティー・ミュージックとも捉
えることも可能。ココモの真骨頂である1や7はパブ・ロック
は元より本家、黒人によるファンキーをも肉薄する逸品。
8のボビー・ウーマック、9のキャロライン・フランクリンの
カバーも違和感なく溶け込み、アルバム!の完成度を高めている。
躍動するリズム隊、浮遊するエレピ、メル・コリンズによるサ
クスフォン/フルート、乾いたギターらが全体的に見事に先のコ
ーラスと融合し”パブ・ロック金字塔”の名称を欲しいままにし
ている。
全9曲、オリジナル・アナログでは1~5がA面、6~9がB
面。制作がクリス・トーマス、録音が数々の名作を生んだ、ロ
ンドン・エアー・スタジオとくれば、悪かろうはずがない。
英国産、ファンキー/メロウ路線の最重要バンドにして最重要作
品の一つ。併せてAWB,ゴンザレスも必聴だ。