彼氏彼女の事情 (21) (花とゆめCOMICS)
好きな作品なんですが終わり方はう〜んって感じですね。
高校生で妊娠発覚したのに回りの大人の冷静ぷりが凄い、もっと慌てるでしょ?
いきなり有馬をぶん殴った雪野の親父が一番まともだと思う。
あと何よりも卒業後の皆の超人っぷりがやばい!
総一郎 =警察官、回りから昇進を進められるが断っている。
雪野 =3人の子供を産んだ後に医大に進学して形成外科医
浅葉秀明=毎年長者番付に名前が載るほどの売れっ子日本画家。
芝姫一馬=自身のバンド陰陽が世界的なバンドになるほどの売れっ子歌手。
芝姫つばさ=その売れっ子歌手の妻。
井沢真秀=卒業後医大学に進み脳外科医になる。
十波健史=高校卒業後世界の遺跡を旅して8カ国ご修得し古代文字解析の専門家になる。
佐倉椿 =十波と一緒に世界中を旅して某国の大学教授になる。
沢田亜弥=高校時代から引き続き売れっ子小説家。
瀬名りか=某有名ブランドの縫いっ子&世界的バンド陰陽の専属衣装縫いっ子。
こいつらやべえだろ、揃いもそろって成功しすぎやろ!
彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)
女性の作家の多くは、「情念」とか、「恨みつらみ」やら、「個人的な趣向(私の表現に付いて来なさい!)」に走ってしまう中、このシリーズは、私のような男性読者でも充分に感情移入出来る貴重な『物語』です。
キャラクターを奔放に走らせる中、作者の視点はあくまで高く、その場しのぎのリズムに流されず、冷静です。第1巻の今作において、既に。
長い休止期の後に再開された、本シリーズですが、やはり「鋼の雪」にめがけて疾走する『前期カレカノ』!「物語」を愛する方にはかけがえのない一遍だと思います。
語り手は熱くなりすぎず、されど冷めすぎてはいけない、という微妙なバランスの上で語られる『お話』の妙。
「エヴァンゲリオン」後に、庵野監督がアニメ化したのも納得できます。彼には持てない「見下ろす作者の視点」を備えた今作は彼の憧れなのかも知れません。
等と、むずかしい事を言いつつ、気恥ずかしさもなんのその!で書店レジでこの「少女漫画」を全巻一気に購入した私でした。
彼と彼女の(オタク)2 (1) (バーズコミックス)
こういうお話なんですよ、という前置きがあれば楽しめる種類の漫画。
帯にオタクへの恋愛賛歌的な事を書いてあっても、ソレはソレ、コレはコレ。
読み進めて行くと「んなことあるかヴォケ」「そんな綺麗な子がフリーでしかも
そんな冴えないやつに好意抱くかタコ」と、言いたくもなります・・・が!
これは、漫画なんですよぉ〜!
なので、漫画としては楽しいです。
けど、中途半端にリアリティがあるものだから、「もしかしたら・・・」なんて
思っちゃうかもしれません。それは幻想なので気をつけてください。
さて、漫画自体は非常に丁寧なコマ割で良いテンポで読めます。
まったく毒がない所が、良い点でも悪い点でもありますが、
そのおかげで、読んでる方は精神的にかなり楽ですね。
まぁ、薬にもならないという点で、★4つですかね。
なんにせよ帯が詐欺です。
「読めば恋がしたくなる」なんて、
どれだけ頭が暖かいんだろうwwwって思いました。
まぁ、買いましたけど・・・。
結果は・・・特にしたくなりませんでしたね。
モニターの中の女の子で十分です。デュフッwww