Many Happy Returns
カヴァーとセルフカヴァー、さらにオリジナルの新曲を加えたChageのアコースティック・アルバム。
スタ☆レビ名曲「今夜だけきっと」をChageが歌い、さらに根本要がコーラスでコラボレーションするという、この1曲を聴くためにCDを購入したのだが、どの曲も巧みなアレンジによって、すっかりChageのオリジナルになっていることに驚いた。弦楽器とパーカッションのみというシンプルなサウンドも聴き込むほどに心地よく、BGMにするというより、ヘッドホンで集中して向こう側の音を余すところなく聴きたくなる。
振り返ってみると、チャゲ&飛鳥は「万里の河」から聴いていたが、飛鳥の声よりもチャゲの声が好きで、MULTI MAX で活動していたときはチャゲアスとは違った疾走感があってカッコよかったなあ。
もちろん、個人的に一押しは「今夜だけきっと」で、後半の2人の掛け合いにはただただしびれる!
Dreamboat
日本では珍しいアグレッシブなピアノを前面に押し出す東野純直。
最近はあまり面には出てこないけれど、多分それは本人自身が小さなスペースでのライブを気に入っているためだと思う。実力ならテレビに出ているアーチスト達と遜色ない。声量、音色、インプロバイぜーション、どれを取っても、日本隋一の実力の持ち主だと思う。
もしそれが嘘だと思うなら、このアルバムを聞いてもらいたい。楽曲はかなり聞き易い構成になっているが、その隙間から東野の実力が窺い知れる。特に5曲目と9曲目の明るさ、激しさの対比が素晴らしい。
THE STORY of BALLAD
お気に入り曲は、メジャー曲が収録されていて「天気予報の恋人」「恋人はワイン色」「WALK」です。まさにラブソング♪
チャゲの歌唱力に驚き、魅了されるのが「夏の終わり」ですね!甘く、切ない思い出がいつもよみがえる感じです。
ぜひぜひ聴いて欲しい一曲は4曲目の「迷宮のレプリカント」。あやしげで一度聞くとやみつきになりそうな曲調でチャゲアスのイメージを、絶対にくつがえす(?)こと間違いなしだと思います。
タイトル通り「バラード集」ということもありますが、単にスローで終わることのない、飽きの来ない1枚だと思います。
CHAGE BEST SONGS ~PROLOGUE
このアルバムは、何度聴いても聴き飽きないです。
本当に何度も聴いたのに、聴き逃していた部分がありました。
(人から教えてもらってやっと気がついたのですが)
このなかの「SOME DAY」は、ASKAの声が入った、C&Aのライブバージョンです。
しかし、なぜかこのCDの歌詞カードには、演奏者名が一切入っていないのです。
公式サイトにもボーカルの説明がないゾ。リリースの時に会報でちらっと触れてる程度。
ネタバレかもしれないですが、もう5年過ぎたから時効にしてください。
それよりアマゾン様、そういう価値あるアルバムですので、ぜひぜひ在庫を置いてくださいな。
欲しい人がたくさんいると思います。(^^)