青春歌年鑑 80年代総集編
曲目も見てもらえば解ると思いますが、よくこれだけ集めたなぁ〜と感心します。総集編の名に恥じない内容です。選曲が抜群です!一発屋の人はその曲(当たり前ですが(^^;))数多くのヒット曲を持ってる人は代表曲ではなく記憶に残る曲が選曲されてます。聴いてみれば、あ〜この曲!って感じでいずれも名曲ばかりです。懐かしくて当時の出来事がフラッシュバックして涙が出そうになります。洋楽では80年代がブームになりましたけど邦楽でも80年代は本当にいい曲が多かった♪って思わせるアルバムです。文句の付けようがありません。
夢がたり
不意にテレビから流れてきた、あのイントロ。
驚いて顔をあげると、目に飛び込んできたシルクロードの風景。
久保田早紀の「異邦人」をバックに、シルクロードの世界を見られるなんて、
夢じゃなかろうか。
というか夢が現実になった。
ほんの十数秒の夢。
新しいCMだ。
20年以上たって、こんなCMを見ることができようとは。感涙だ。
きっと私と同世代のディレクター、プロデューサー?よくわからないけど、
CMを作る人が、同じような夢を持っていたに違いない。
それほどに久保田早紀の「異邦人」は完璧だ。
このアルバムもまとまったひとつの世界を作り上げている。
まるで自分もシルクロードの世界の中にいて、
どこかの店で久保田早紀の弾き語りを聞いているよう。
久しぶ!りに全曲まとめて聞きたくなった。
Recreation(DVD付)
Acid Black CherryのNEWアルバムであるカバーアルバム「Recreation」。
レビューのタイトルにも書いてあるとおり懐かしく、それでいて新しくもある
アルバムです。個人的には原曲や誰かがカバーしたことがあるという形で、
「あなた」「異邦人」「待つわ」「初恋」「BEAUTIFUL NAME」を聴いたことがあります。
どれも原曲のイメージを壊さずにABCカラーに仕上がっていると思えます。
それ以外の曲も初めて聴いたりあまり記憶にない曲だったのですが、とても
いい仕上がりになっているものと思えました。
にほんのうた 第一集
おなじみの唱歌を、さまざまな歌手がこれまでにないアレンジで歌っています。
おそらく、聞く人によって、それぞれの曲の好き嫌いが分かれると思います。
個人的に気に入ったのは、中谷美紀「ちいさい秋みつけた」、あがた森魚「森の小人」
、大貫妙子 「この道」、八代亜紀「証城寺の狸囃子」、キリンジ「埴生の宿」です。
特につぶやくように歌う中谷美紀はいいですね。
逆に受け付けなかったのが、三波春夫+コーネリアス「赤とんぼ」、ヤン富田(ドゥーピーズ)「やぎさんゆうびん」でした。
とくに、やぎさんゆうびんは、最初はよかったのですが、永遠繰り返しが長くてあまりのくどさに、嫌気がさしてしまいました。
全体的に、前奏や間奏が長く、何とか自分の色を出したいというアレンジャーの気持ちもわからないではないのですが、もう少しシンプルにまとめてもよかったかなと思う曲もありました。
すべてが気に入るというわけにはいかないでしょうが、おそらく気に入ったアレンジの曲もみつかると思います。
まずまずおすすめです。