ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO MUGEN COMPILATION 2006
2004年は日本武道館。2005年は横浜アリーナ。そして2006・・・なんと2DAYS!。アジカン主催のNANO-MUGEN FESが今年も来ましたよ。出演アーティストも超豪華!このCDはなんとそのフェスに出演するアーティスト全員の曲を入れた豪華なコンピレーションアルバムです。予習にも最適なのでぜひフェスに行く前に聞いてみてはどうでしょうか!
テレスコープス
まず。前作のような突き抜けていくような疾走感はない。
前作で目立っていたピアノも、脇役になっている。
ピアノと疾走感。
この二つを前面に押し出さず脇役にしてしまって「waking ashlandの”らしさ”」って何だろう?
そう思っている人は聞いてください。
ジョナサンの歌声は、更に力強く説得力を持ち、繊細で綺麗な詩は
曲調に深みを与えている。感動的な展開で聞かせる曲調は全般を通
して、聞く側に爽やかな希望を感じさせてくれる。
お勧めは1・2・3・5
確かに前作のような疾走感あふれる作品を期待していた人には、
つまらなくなったと思えるかもしれない。しかし疾走の歩を緩めた彼らは、
何物かに化けようとしている気がしてならない。
メンバー脱退後初めての作品だけに、そんな期待を抱かせてくれる。
なお、去年の日本でのライブ映像も入っていて値段的にもお得な作品になっている。
The Well
14曲目がお気に入りです。1stアルバムと比べると見劣りしてしまうアルバムですが、肩の力の抜けた良いアルバムだと思います、桜並木通りなどをドライブしながら聞くと幸せな気分になれると思います。
Composure
本当に結成して1年なのか!?と思えるくらい完成度が高いです。
実際にLIVEを見ましたが、Vo.のジョナサンは本当に歌が上手い!!
他のメンバーのコーラスも本当に綺麗でした。
CDで聴いても満足の行く歌の上手さです。
私は個人的にも静かにまったり聴く音楽だと勝手に思っていたのですが、実際のLIVEでは乗りもよく元気な雰囲気を出してくれる。
なにより、ジョナサンの歌はCDよりももっと良いですよ。
「購入して良かった!」って思える大好きな1枚になりました。
コンポージャー
やっぱりアメリカは広いだけあって、突然とんでもない新人が現れます。このWaking Ashlandは、新人にして恐ろしいほどの完成度を見せるアルバムを出してきました。
優しく、切なく、激しく、力強い楽曲の数々でしかも隙がなく、これが新人のアルバムかと思うほど感動します。
特に2曲目の「I am for you」などはまさに涙もので、「おぉ~!」と言う感じです。
基本的にはロック/ポップミュージックであり、他のバンドとの比較となると明確な個性というものはそれほどありませんが、これほどストレートで良質な楽曲を作るバンドもそういないでしょう。
お勧めです!