闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX
一見マイナーな感じの本作、しかしこういう所に本当の面白い作品が隠れているんだなあと思います。今をときめくかすみ・希崎・横山などのav女優を派手に脱がさず上手く使いこなしているのもグッド、また闇金のドロドロした真髄の部分をより現実的に描いているところが本作の命。見ていてテンポが良く飽きません。同種の「怨み屋本舗・しかるべく」も面白かったがミッドナイトテレビ映像としては秀逸な作品だ。3枚約4時間一気に鑑賞することをお奨めします。面白さは見てのお楽しみ、という作品です。
闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
1〜6巻までに対してのレビューです。
社会の底辺を生きる、一貫性やビジョンのない
堕落した生活の中で見栄、欲望、寂しさから
借金を重ねていく人々を
かばうこともこきおろすこともなく
あたかも実際そこにそんな人が存在するかのように
淡々と描いています。
しかし、そこに描かれている人々の心情、葛藤、悩みは
実際そんな世界を知らない我々にも説得力を持って迫ってきます。
ストーリもしっかりしていて
引きずりこまれるようにして読んでしまいます。
総合的なレベルの高さには目を見張るものがあり
「これは文学である」といっても差し支えないと思われます。
ただ、描写がグロいので、間口は広くはないです。
受け付けない人も多いかもしれません。
闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)
あいかわらず人物のデッサンが変です。
顔の形もいろいろ変わります。
でも、この漫画は不思議とそれがしっくりきます。
絵のいびつさが登場人物のネガティブさを表してるような感じです。
2巻ではやくざが登場しますが、今後ありがちなやくざ抗争ものにならないことを祈ります。
闇金ウシジマくん 25 (ビッグ コミックス)
24巻の終わり方から悪羅悪羅系読モにどんな酷い仕返しをされるのか、
めしあの起業の話に乗っかってどんなハメられ方されるのかと読んでみると、意外と平和な展開に…
ついに悪羅悪羅系読モの仕返しのシーンが来た!と思っても、最初の対面シーンに全く恐怖感の描写が感じられない。
普通あの場面もっと「やべえよ…やべえよ…」って恐怖の心理でいっぱいだと思うんだけど、そういうところが描かれてない。
仕返しの内容はそれなりに面白かったけど、終始リアリティがない。あそこまでやられたんだから、もっとこらしめると思ってた。
あとちょいちょい出てくるウシジマがどこにでも出没しすぎで「こいつ通常の闇金業務どうなってんだ…」とつい思ってしまう。
25巻中盤からの佐古さんの絵が一瞬「誰?」と思うくらい変わっててちょっと面白かった。
最後に番外編の柄崎くんはなんなんだこれ?3分くらいで考えたようなストーリーで何のオチもない…
まあこんな感じの終わり方だと思ってなかったんですが、そういう方向ならと割り切って読むならそれなりに面白い終わり方だと思いました。
ファースト・フルアルバム 「未知標」(読み:ミチシルベ)
基本、洋楽メインで聴いてるんですが試聴して完全にハマリました。最近の日本の音楽シーンは韓流ばかりや、とりあえずR&B、ちょっとヒップホップミクスチャーが多過ぎてつまらない中、この独創性、感情、そしてどこか懐かし日本の臭い。こういう曲がチャートの上位に入って欲しいものです。雨上がりのジルバが僕的に好きです。ただ叫びながら歌うのではなくセクシーさも悲しさも随所に散りばめらるていて文句無しの満点です。