都市型集中豪雨はなぜ起こる? ‾台風でも前線でもない大雨の正体‾ (知りたい!サイエンス)
三上岳彦『都市型集中豪雨はなぜ起こる? 台風でも前線でもない大雨の正体』(技術評論社、1998年)は都市型集中豪雨について解説した書籍である。気象庁の雨の強さと降り方の指針も掲載されている。それによると強い雨は時間雨量20ミリ、激しい雨は30ミリからである(20頁)。
東京では湾岸沿いの超高層ビルが東京湾からの海風を遮って都内のヒートアイランドを強めている。一方で湾岸地域や荒川沿いの地域は、夏季日中は都内の他の地域よりも低温であるという。海や川から吹く風が気温を下げている(70頁)。これを踏まえるならば東京都世田谷区玉川に超高層ビルを建設する二子玉川ライズが都市環境を悪化させることは明白である。多摩川からの風を遮ることになるからである。
『都市型集中豪雨はなぜ起こる』では九州の豪雨も紹介する。2012年7月12日未明からの熊本県の大雨は記録的大雨として大きく報道された。市街地を流れる白川が氾濫した。街が水浸しになっており、河川沿いを中心に多数の避難者が出た。しかし、1957年の諫早豪雨でも熊本県は死者行方不明者160人以上を出している(76頁)。
もともと九州は台風の通り道であり、水害も少なくない。九州は福島第一原発事故の自主避難者も多いが、拙速な自主避難が裏目に出た人もいるだろう。管見は、放射能は微量であっても避けるべきとの立場である(林田力「福島第一原発事故の被曝と医療被曝の比較はナンセンス」PJニュース2011年3月22日)。それ故に自主避難という選択に好意的であったが、放射脳とも呼ばれる九州などでの一部の自主避難者のグループの活動には怒りを覚える。
彼らは福島に残っている人々を愚か者呼ばわりし、放射能は危険とのデマを撒き散らす。中には惨めな生活から逃げる口実として「自主避難」を持ち出した輩もいる。自主避難者というよりも夜逃げ者である。言わば人生をリセットする感覚での自主避難である。
当然のことながら自主避難したところで惨めな生活から抜け出せるわけではない。むしろ、もっと惨めになる可能性が高い。土地を追われた農民が鉄鎖の他には失うものは何もないプロレタリア階級になったことは歴史が示している。そのような彼らが自主避難という転落人生に至る要因を正しいと自己正当化するためには福島や東北・関東が人の住めない土地でなければならないのである。
そのために「福島で鼻血を出す子が続出し、下痢、頭痛が止まらない子が大勢いる」「娘の友達が何人も白血病の初期症状と診断され、甲状腺の異常が見つかった」などのデマを拡散する。
北九州市での暴力的な被災地の瓦礫受け入れ阻止行動には彼らの異常性が現れている。熊本県宇城市では公共施設「海のピラミッド」が脱原発派に私物化されている(林田力『二子玉川ライズ反対運動2』107頁)。これらは保守派に脱原発の運動はエゴイズムであると格好の攻撃材料を与えることになる。
たとえば「安心とか不安というこの漠たる気分を赴くままにしているのであれば、日本と言う国土の上で生きていくことは難しい」とガレキ受け入れ阻止を批判する見解がある(渡辺利夫「強靭なる諦観の哲学を提示する知者、出でよ」国家安全保障危機学会『安全保障と危機管理』20号、2012年)
既に反発は力を得ている。東京電力福島第1原発事故による放射能汚染に関して「根拠のない暴言を繰り返した」などとして群馬県桐生市議会は2012年6月20日、同市議の庭山由紀氏(無所属)の除名を求める懲罰動議を可決した。地方自治法の規定により庭山氏は同日付で議員を失職した。
動議などによると、庭山氏は2011年12月にTwitterに「毒物作る農家の苦労なんて理解できません」などと書き込み、農業団体から抗議を受けた。2012年5月25日に桐生市を訪れた献血車に対し、「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」などとTwitterに書き込み、これまでに同市議会に747件の苦情や抗議が寄せられた(「<桐生市議>失職 放射能巡り暴言、ツイッターに書き込み」毎日新聞2012年6月20日)。
また、脱原発派のエゴイズムを揶揄するジョークも流布されている。以下はファーストフードでの会話である。
放射脳のデモ参加者「デモ割お願いします」
店員「すいませんが、そのようなサービスは行っておりません」
デモ参加者「じゃあ飲み物一杯くらいサービスしなさいよ」
バイト「すいません」
デモ参加者「あなた原発推進派ね!店長出しなさい!」
水害の激化はコンクリート化が原因であり、開発がもたらした環境問題である。脱原発運動が「放射能怖い」と言うだけの放射脳ではないか、水害という身近な災害への対応から運動の姿勢を見極めたい。
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- [Blu-ray]
ミスチルは雨さえもパフォーマンスのスパイスにしてしまう。圧倒的なパフォーマンスと映像処理でした。 sense tour は2枚所持してますが、こっちの方が良いですね。雨もあるので、絶対ブルーレイ購入を勧めますね。
最高なのは Replay・center of univers・風と星とメビウスの輪・ハル・擬態・エソラ・終わりなき旅・そしてエンディングロールの最後にスペシャルな特典があります。風と星とメビウスの輪 はライブで映えますね。終コンツアー でも素晴らしかったです。あの歌に関しての編集はホント素晴らしいです。擬態の「行っちゃうか」の桜井さん。最高です。その後の踊りながらのバックショット。終わりなき旅のマイクなしの魂の叫び。最高です。 エソラの田原さん、中川さんのステージ中央に行く姿。人前が慣れてないせいか、不機嫌ではないですが、不機嫌そうに雨に濡れながら行く姿。最高です。
桜井さん始め、Mr.Childrenに関わる全ての人達、僕らファンの人達全ての想いは、桜井さんを通して、被災地の皆さんに間違いなく届いている事を切に願います。
横浜・淡路ロマンスポルノ’08~10イヤーズ ギフト~LIVE IN AWAJISHIMA [DVD]
本編は勿論楽しみですが、私が行った9/7の豪雨ライブの映像が収録されているということでとても楽しみです。自然の大雨と雷の下で演奏するポルノグラフィティ…。それは二度と見られない光景だと思います。
あくまで特典なので、どのくらい収録されてるか分かりませんが、ファンじゃない方にも見てほしいDVDになるかと。
僕らはみんな生きている 2 大雨季 (ビッグコミックス)
同名映画を山本直樹が漫画化したのもの。
映画とかなりストーリーが異なっているので
山本直樹作 僕らはみんな生きているだと考えた方がいいかも。
ジャングルと処刑の国タルキスタンに出張することになった
サラリーマンの悲喜劇。
第3世界の現実と、彼らから搾取されているのか搾取しているのか
それさえも曖昧になっているジャパニーズサラリーマンの悲哀
がうまく描かれていた。
映画版とラストが違っており、
どちらが好みかは意見が分かれるところ。