フランソワ・トリュフォーDVD-BOX「14の恋の物語」[I]
ディスク4枚のBoxです。
1.「あこがれ」「大人は判ってくれない」
2.「アントワーヌとコレット」「夜霧の恋人たち」(「アントワーヌ・ドワネル」シリーズ)
3.「家庭」(「アントワーヌ・ドワネル」シリーズ)
4.「逃げ去る恋」(「アントワーヌ・ドワネル」シリーズ)
<ディスク1>
【あこがれ】★★★★★
モノクロの本格短編処女作品です。ジェラール・ブラン、ベルナデット・ラフォン主演の南仏の田舎町を舞台に大変美しい作品です。作品自体もですが、主演女優ベルナデット・ラフォンの「みずみずしさ」が魅力的です。悪ガキたちが、彼女にあこがれ何かといたずらをしかけます。子供たちの、演技とは思えないのびのびした様子が楽しい作品で、後の『トリュフオーの思春期』を彷彿とさせます。(17分)
【大人は判ってくれない】★★★★★
哀愁をおびたメロディーのながれる中、エッフェル塔を遠くにパリの街並をぐるぐると写す冒頭から、一気に引き込まれるトリュフォーの長編処女作品です。(あまり幸せではなかった子供時代の自伝的作品です。)
本作品のためにオーディションで選ばれた、ジャン=ピエール・ レオー(当時14歳)が主人公「アントワーヌ・ドワネル」を演じ、作品の成功に大きく貢献していると思われます。映画製作に加わる事自体が楽しくてしかたがなかったのではないでしょうか。とても生き生きとした演技です。「ジャン・コンスタンタン」の楽曲がとても印象的。
特典映像はオーディション時のレオーの様子、トリュフォーの演技指導の方法など、とても充実しています。
<ディスク2〜4>★★★★
【アントワーヌとコレット】【夜霧の恋人たち】【家庭】【逃げさる恋】
『大人は判ってくれない』の主人公「アントワーヌ・ドワネル」のその後で、シリーズ作品。
「ジャン=ピエール・レオー」主演。本人の成長と映画の主人公「アントワーヌ・ドワネル」の成長がシンクロする、という面白い試みの作品群です。
初恋に始まり、いくつかの職業と恋愛を経て結婚。子供も誕生します。その後もなにかと波乱を含んだ(離婚も)、なんとも不器用で子供っぽいロマンチストの「ドワネル」の物語がつづきます。
『夜霧の恋人たち』にはデルフィーヌ・セイリグ(『去年マリエンバートで(アラン・レネ)』他)が出演しています。ドワネルが一瞬にして心を奪われてしまう、魅力的な年上の女性を演じていますが、ドワネルの気持ちがわかる素敵な女優さんです。
この4作品はドワネル(レオー)を甥っ子かなにかの成長をハラハラしながら見守るような楽しさがありますが、多少解せない部分もあり、またファン(ドワネルの)ではない方にはどの程度楽しんでいただけるのかわかりません。全体に小粒な作品でトリュフォーらしいしゃれた味わいがあります。またパリの街の風情を楽しむこともできます。
ヌーヴェル・ヴァーグの作品に詳しい方、映画通の方であれば、いろいろな発見の愉しみもあるみたいです。
※このDVDの音質、画質はまあまあですが、特典(作品解説、監督インタビュー、オーディション風景など)がとても充実している点がおすすめです。
大人は判ってくれない [DVD]
トリュフォーの中では”アメリカの夜”が一番好きですけど、この作品もいいです。
何がいいかというと主人公の服装がお洒落!あ、話もいいですよ(少しうる覚えですけど)。
因みにこの作品でアントワーヌにはまって、アントワーヌシリーズは全部みました。
大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成
野火ノビタ名義のマンガ家榎本ナリコ作の評論集。
書いてあるのはアニメのエヴァ、幽遊白書などの富樫義博、やおいについて。
タイトル自体がアダルトチルドレンっぽい。
またはそれをあつかった自己憐憫の旺盛な著作とか。
タイトルだけだから、まぁいいけど・・・
エヴァは精神分析をモチーフの一つにした(それを意図したか否か不明)傑作ですが、
逆にそれをネタに精神分析を語るのは本末転倒な気がするのです。
またそれ自体非常に宗教的なものになりがちで批評も不毛なものになりがちです(これがそうなってるとは言えないが・・・)
わたしはエヴァをリアルタイムに見てないので当時の熱狂の中にいなかったのは残念だけどね。
富樫については、わたしはあんまり富樫ファンじゃないので著者の彼への没入にタジタジになる。
また、少女マンガから切り離せない「やおい」
やおいとは、女性向けに描かれた男と男の恋愛もの、多分に男女の恋愛ものに相似するもの。
男性向けポルノは理解しやすい。
女性のヌードがあればいいから。
でも、やおいはよくわかりません。(^_^;)
小説家の栗本薫も面白いから原因不明でもいいと言ってなかったかな。
女性も子供のころから好む人もいるそうなので人間とは本質的にそうかも。(^_^;)
著者の「やおい」論は参考になりました。(^_^;)
Go!Go!Here We Go!ロック・リー/大人はわかってくれない(初回生産限定盤B)
ロック・リーは、そつがない出来です。
アニメの内容は一切知りませんが、完全にアニメの内容に準じた歌詞だと思われます。
それでいて、エビ中の曲としても機能していて、メンバーの個性を活かしつつ、
相当盛り上がる仕上がりになっています。
なので、とても良い曲であることに間違いはないのですが、ちょっと物足りなさも感じてしまいます。
完璧過ぎるがゆえに面白味に欠けるというか、そつなく仕上げた感がどうしても拭えないというか。
前山田さんには、老若男女に永遠に愛され続ける楽曲をエビ中に提供する、という使命があるので、
どうしてもハードルが上がってしまいます。
歌詞もなにげに良い表現とかあって、すごい好きなのですが。
歌詞カード裏面にはアニメキャラがいっぱい描かれていて、アナザージャケットっぽくなってるので、
アニメファンのお子様には、このロック・リー盤がオススメです。
スターダストライトは、最初は聴いてても歌詞カード読んでも何の歌なのかよくわからなくて、事務所の名前が入ったタイトルだけど、事務所の歌じゃないことは確かだろう、と思ったのですが、ライブ映像を見たところ、もしかしたら事務所の歌なのかなと思いました。
事務所の歌というか、スターダストでがんばっていこう、スターダストの光になろう、みたいな思いが込められているような感じがしました。
ソロパートがなくて、おもに3人ずつ歌うという世にも珍しい曲で、
エビ中っぽい感じではないですが、たまにはこういうエビ中も良いと思います。
Go!Go!Here We Go!ロック・リー/大人はわかってくれない(初回生産限定盤A)
3種発売してるけどM3はタイトルしか分からなかった。
タイトルは微妙だなと思った「ほぼブラジル」
これはノリが良いです♪
個人的にはひろののラップが好きです☆
棒読み気味の歌唱法のひろのはラップが合いますね!
夏らしい曲です(・∀・)