cube presents 『有毒少年』
実際に劇場で観劇をした者です。
こんなに幻想的な舞台は初めてでした。シナリオ、演出、音楽、照明、衣装など全てにおいて、本当に素晴らしくて感動しました。でもシリアスだけでなく、お笑い要素も多いです。
シナリオは伏線も多くて、最低でも2回、違った目線で観れるので、私は観劇後すぐに「もう一度観たい」と思いました。実際、終演後はDVD予約客が後を断たなかったです。
そして、昆さん、シルビアさんの歌声が本当に素晴らしいです。迫力で圧倒されました。
役者さんの表情をアップで観れるのは映像ならではで、『観え方』を計算されていると言う、立ち位置や照明等の美しさは、引きの視点から観ると芸術的です。
コメンタリーは皆さんの仲の良さが伝わり、また、舞台の裏話は「そんな事バラして大丈夫?」って思う位ぶっちゃけトークで、面白かったです。
不満点を挙げるなら、特典映像が短い事です。稽古の風景をもっと観たかったです。
それでも、このDVDは本当に観る価値ありです。舞台など興味ないって人でも、絶対に楽しめると思います。
国民の映画
2011年春に上演された三谷幸喜50才を記 念する演劇のひとつ「国民の映画」がつ いにDVD化された。これは少年時代に水木しげるの「劇画ヒットラー」に出会いナチス時代に興味を持ったという三谷幸喜が満を持して放つナチス演劇の傑作である。どことなく風貌が似ている小日向文世が宣伝相ゲッベルスを好演!
BEST MUSICAL(2)
特筆したいのは
4. 「ミス・サイゴン」~ホワイ・ゴット・ホワイ(石川禅)
です。楽曲のせいもあるかと思いますが本当のライブ盤かのような情感が感じられました。
なんでこの選曲なのかというのが、
6. 「ジーザス・クライスト・スーパー・スター」~ヘロデ王の歌(橋本さとし)
ですが、日本語で聞けるのはあと四季オリジナルの市村正親版だけですから貴重といえば貴重。
演じているかのように「王様」っぽく唄われています。
9. 「ライオン・キング」~終わりなき夜(戸井勝海)
は、戸井さんだと酸いも甘いも知った大人が唄ってる印象。
若いシンバが「気付き」を得る唄なので若い熱さが出せる歌い手が良かった。
In The Scent Of Love
私と同じく(クイーンの)フレディ・マーキュリーが大好きという縁から聴くことになったアルバムですが、同じアーティストが好きだからか、ツボに入りまくりでした。
クイーンのWe Will Rock You、スティービー・ワンダーのI Wishはちょっと変態アレンジ、ミュージカルBlood Brothersからの曲のプロデュースは、フレディのソロ曲風味…と、本人の共同プロデュース・ワークにも音楽オタクぶりがプンプン。ジーザス・クライスト・スーパースターでは「この人にジャーマン・メタルを唄わせたい」と思わせ、レ・ミゼラブルでは「さすが」と唸らせ、ジキルとハイドの世界には引き込まれ…さすがミュージカルスター!と思わせる一方、本人作曲の2曲では正統派美メロポップスを決めてます(作曲家としても注目しています)。
そして何より、唄が上手く、声がいい。美しいだけの声でなく、何かを伝えてくれる声です。ジャンルにこだわらない音楽好きな方にオススメします。