新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX
子供の頃から大河ドラマはよく見ていました。あまり内容は覚えていないのですが、やはり「獅子の時代」など幕末ものの方が好きだったように思います。
最近視聴率が高かった「利家とまつ」さえも見なかったのですが、今回の「新選組!」SMAP、というか香取慎吾のファンで、ミーハー心で見始めました。が、完全にはまってしまいました。近藤勇もさるころながら、土方、沖田、山南、斉籐、井上源三郎すべてのキャスティングに感動さえしてしまいます。特に山本耕史。すばらしい。まさに土方歳三!!堺 雅人、山口智光、本当にはまり役です。ぜひぜひ、完全版をお願いします。
視聴率があまりなくても、今まで「大河だから」となんとなく見てきた人たちと違い、本当のこのドラマを愛する人たちがたくさんいるはず!「新選組!」ファンのみなさんそう思いませんか?私はこのドラマを見始めて、新選組、幕末ものの本もいくつも読みました。その気にさせるドラマです。
完全版を強く希望します!!
500万で家をつくろうと思った。
石山さんの「セルフビルド」という本で紹介されていたので読んでみた。500万という異常な値段で自分の大学の学生や知り合い関係など、様々な人間を巻き込んでの半セルフビルド建築。材料費を切り詰めて、人件費を切り詰めて、その先に出来る姿。施主である藤井さんの姿が本書'の中に出て来ないのがこの作品における気掛かりなところだったが(作品の価値が高まり切れてない箱のように感じるのは施主の介在の薄さだと言えると思う。)、あとがきでの「言葉」を読むとこれから、この未完の建築が成長していく予感を感じさせる。
自分でも40'平米を50万という値段で友達の内装をした経験があったから、ここに書かれている施工上の試行錯誤はものすごく共感できた。自分も当然、セルフビルドを想定した設計に施工だった。鈴木さんが長い付き合いではなかったが、「藤井さんじゃなかったら、こんな仕事は引き受けなかったかもしれない」というのは凄く理解出来る。僕も施主がその友達でなければ受けなかっただろう(僕もその友達とは4回ほどしか面識はなかったが)。鈴木さんは受けた理由を
「藤井さんも僕も物書きで、互いにその文章を読んでいる。それでひととなりはわかるし、物書きたるもの、自分の言葉には責任は持つだろうと、そういうしかたで信用したのだ。」
p.134
と、述べている。これは非常に重要だと思う。自分は、この感覚はblogの様な情報媒体での表現にも適用されると思っている。自分がmixiのようなSNSを続ける理由の一つがそれだ。マイミクの人間が施主になるかなんて、そんなことは知らない。しかし、継続的な情報のやり取りはお互いにひととなりを知れた表現者同士としての関係を築き上げる可能性を持っているように思える。そして同時にそれは自分の考えを社会と向かい合わせてくれる。石山さんが世田谷村日記を書き続けることから学ぶこと、そして早稲田の教授という地位を取り除いた時にあの日記でなにが出来るかを考えることは重要だと思った。これは建築家以外の表現者にも言えるだろう。
この作品が、まだ赤字経営を前提としたものである、というのが発展の余地を残したものであることを示している。本書中に出て来た「コンテナ」を利用した方法は確実にあるだろう。コルゲートは桃源郷としての山中に埋没した工業品であったとしたら「コンテナ」は都市の流通する工業品である、街中に似合わないわけがない。重要なのは人件費の削減とあったが、それを全てセルフビルドに還元するのは間違っているだろう。作るという事をもっと幅広く捉える必要があるように思える。時間を長く見た設計と施工と消費/運用の関係が組めるとしたら建築の建て方はもっと自由になるだろう。作って住む、という消費でしか住宅を考えないからセルフビルドへと還元する方向へ短絡的に向かってしまうように思える。もっと、運用を含んだ経済,経営的な側面を建築の設計/生産の部分に取り入れて資金のやりくりを考えるべきだと思う。そこまで行くと、やはり、ぽん、と家を買いたいという関係では無理で、もっと継続的な関係にもとづく必要があるだろう。
石山さんも「セルフビルド」で述べているが、セルフビルドとは「個人による最上級の表現」であり、現代に残された数少ない個人の表現手段である。この作品において藤井さんのそれがまだ表面化していないのは、やはりもったいないところなのである。そしてセルフビルドは経費の削減の面も持っているがそれ以上に個人の表現を勝ち取るためにあるべきだと思う。建築家はそれを社会/世界とどう調停させるか、どう位置づけるかを考える立場にあるべきだろう。建築家のいないセルフビルドは「桃源郷」であり社会から浮遊している。それは平安時代における貴族のための仏教と同じだ。藤森さんなんかが考えるセルフビルドはまさにそれだと思われる。鈴木さんと藤井さんがやったものは、それとは異なる。それは鎌倉時代に農民や漁師、遊女たちとともに生きた法然や親鸞が描いた浄土の世界としての仏教。地に足ついたものへと夢見たものである。それは、表現者として埋もれている人たちを救い上げる「手」である。鈴木さんの事務所の名前に「ネットワーク」という言葉が入っているのは、まさに手をつなぎ合って成長していく姿を象徴しているだろう。
現在では、そのような繋ぎ合いが成長して500万で注文住宅が実際に立つような状況まで来ている。特に地方工務店などの生き残りのための戦略上の進化はまちづくりレベルにまで発展させようとする動きを見過ごすことは出来ない。
20代で建築家を考える自分としては普通の新築の仕事が出来るなんてリアリティを感じられない、むしろここで語られている世界の方が、まだ自分の手にこぼれ落ちて来る可能性を感じられる、そういう意味で、縮小する時代における自立した一つの「生き方」をこの本は提示してくれているように思える。
王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe
オンタイムでも見ていましたが、改めて見てみて、このドラマの素晴らしさを再認しました。
聞いているだけでも元気になるような音楽、実力派揃いの俳優陣、そして面白いだけではなく心温まるストーリー。見た人を幸せにしてくれる力があるドラマだと思います。
まったくやる気がなく、いいかげんだった従業員たちが回が進むにつれて互いに助け合い、仕事に真剣に取り組むようになる姿は、「私も頑張って仕事をしよう」という気持ちにさせてくれます。
それぞれにコンプレックスを抱え、どこか間の抜けた登場人物たちもとても魅力的で、欠点も含めて人間っていいなと思えます。こんなレストランがあったらぜひ行ってみたいです。
私も彼らのように、自分の仕事に誇りを持って頑張っていきたいと思います。
Dramatic CD Collection 3(スリー)シェイク
私はこの作品で鈴木達央さんを好きになりました。 武内さんと高橋さんもステキでした。たっつんも一言一言がエロくて大満足です☆とにかく3人でエロ満載です♪
約束
元ルックのボーカリストだっけ。声の質感は=ハスキー系。声量は=マックスでいっぱいいっぱい=かなりきつそうです。サウンドはかなりステレオタイプ系。新鮮さはほとんどないですかね。ボーカルのみで勝負しようというのは理解できるけれども。それならもっとアコーステックな環境セッティングでやったほうがよろしいのではないでしょうか。ありがちなポップメタルAORサウンドが痛い。バラードがこの人の力の出す場所みたいでありまして、声のよたさを『エコー処理で補正しないと』だめな部分は痛い。バラードが演歌になってしまっており=『パワーバラード』になりきれていない部分がさらに痛い。これは楽曲のアレンジと楽曲自体の質のせいであると思われる。
10点中4点