Greatest Hits
私が好きな、ブラック・ミュージックのアーティストは、1番《マヘリア・ジャクソン》、2番《マーヴィン・ゲイ》、そして3番が、この《アース・ウィンド&ファイアー》である。アースの魅力は何といっても、その《楽しさ》にある。アースは、お世辞にも格好よいと言えるようなアーティストではないが、この楽しさは、他のアーティストでは得られない貴重なものだったりする。このベスト・アルバムは、彼らの名曲が多数収録されているので、興味のある方には是非聴いてほしい名盤です。
Live [DVD] [Import]
さすが!ファンクの帝王!オリジナルメンバーでないのはしょうがない!モーリスホワイトの高域が出ていないのもしょうがない!でもアースウィンドアンドファイアー!最高!!
Earth Wind & Fire: Live at Montreux 1997 [DVD] [Import]
まず、最大に残念なのが「音声」
ミックスバランスが良くないですね。
ラインでひいているキーボードなどの音源がベタで
逆にマイクで拾うボーカルやホーンセクションがリバーブが深すぎて音が遠いです。
特にHD音声ではその差が強調されて、アースのウリであるボーカル、ホーンセクションが
「中抜け」状態になってしまっていて聴けたものではありません・・・。
次に、当人たちのパフォーマンス状態。
このライブの7年後のシカゴとの共演がとてもよかったので
さらに7歳若い彼らに相当な期待をしたわけですが、
逆に衰えを感じさせる内容となっています。
フィリップベイリーもまったく声が出ません。
サックスもフレーズ感がいまいち。
ハイノートも出てきません。
しかも、ギタリストが一人しかいないので
絡み合うカッティングが聴けないし。
人数が少ないのを補うためか
始終、女性ダンサーが両脇にいて
カメラも彼女たちを写しているショットが多いです。
曲のアレンジなども1990年の東京ドームでのコンサートとほぼ同一で
目新しさがありませんでした。
「ステージから離れていた」感じがします。
さらに・・。
1998年のステージがボーナストラックとして
収録されていますが・・。
なんと、4:3のSD画質です・・。
しかも曲ごとにフェードアウトします・・。
ほんとに「おまけ」程度の映像。
こちらも音声バランスが良くないです。
メニュー画面までがDVD仕様で
ポップアップメニューに対応していません・・。
もう一点・・・。
なかなかカッコイイジャケット写真ですが
なんとこの衣装のシーンがありませんw
ギターもジャケットでは箱物のギターを構えてて
かっこいいのですが
本編ではなんとヤマハのブルーのパシフィカですww
もしかすると、レンタル楽器です。
外国アーティストさんはギターからなにから
すべてを現地のレンタル楽器で調達することは
往々にしてあることですので。
で、これらのことを踏まえての
ここからは推察なのですが・・。
まず、この製品は
どこかの国のケーブルテレビなどで
生中継されていたものなのではないでしょうか・・。
その内容をそのまま製品化したもので。
通常、こういったコンサート物を販売する際には
音声はCD並みにミックスバランスを取り直すものです。
きちんとマスタリングを施すわけですね。
ですが、この製品では中継されたものを
そのまま製品化しているように思われます。
しかも音声はコンサート会場の「出音用の回線」をそのまま使っているのではないでしょうか。
そうなれば、キーボードなどがまるで生なのと
マイク物に深いリバーブがかかっているのも納得がいきます。
(このステージではギタリストが唄っていますが
唄い始めてからあわててフェーダーを上げている場面もありますw)
さらに、本人たちのパフォーマンスですが、
活動休止していたのを「特別ゲスト」として
引っ張り出されてのステージだったのではないでしょうか。
そして、これを機に再活動に入る・・。
そうすれば、メンバーが少ないこと
7年後の方がパフォーマンスが良いことや
このライブでのアレンジが昔のままなのもうなずけます。
F・ベイリーがほとんど声が出ていないにも関わらず
お客さんが盛り上がっているのも
「久しぶりに姿を見たから」といった感じですし。
この製品でのみどころといえば・・。
珍しく「ランニン」のフレーズにのせて
キーボードソロがあります。
SD画質の方には
ベース「ソロ」ではなくて
ベース「バトル」があります。
これがなかなかの見もの。
これよりも、シカゴとの共演の方をお勧めいたします。
あっちはいいです。
音もよし、本人たちのパフォーマンスもよし。
声も往年ほどでなはくとも、かなり聴かせてくれます。
Soul Source EARTH.WIND&FIRE REMIXES
リミックスCDは数あれど、これはすごいっす。
DJのみなさまの名前にはぜーんぜん詳しくないですが、
EWFは昔からすきだったので、まあどんなもんかと買ってみたところ大当たり!
少々オールディーズの印象を濃くしてきたオリジナルも捨てがたいたですが、
リミックスからカバーまで今風の踊れるアレンジのこの1枚はかなり興奮。
アレンジされたオールディーズがクラブでかかると
狂ったように踊り始める(わたしのような)ひとにはオススメですよ、これは!
Official Story of Earth Wind & Fire [VHS] [Import]
EWFの歴史そのものである。今だから言える、あの時等。
時がたてば話せることもあり、未公開映像等、ファンなら必見だ。
ファンでなくても、ブラック音楽とは?
彼らを見れば解る。第一人者といっても良いくらい素晴らしいバンド
である。
このリーダー、モーリスホワイトはパーキンソン病にかかっても、
やり続けるこの勇気というべき、音楽への情熱など凄い。
克服して復活してくるから、尚更だ。
音楽というよりも黒人音楽の流れもわかるDVDだよ、これは
買って損はない。輸入版で映れば、国内より安いよ。
大差はないからね。是非、推薦。