犬夜叉 56 (少年サンデーコミックス)
年末に読んだゆうきまさみ先生のインタビューで「マンガは1ページあたり平均5コマくらいが読みやすいよ。」という話を読んだ。これはサンデーの編集氏のアドバイスだそうだが、そういわれて高橋留美子先生のコマ割りを読んでみると、4コマ平均くらいだろうか?高橋まんがのダイナミックなコマわりと省略の技法は、高橋先生一流の読ませ方なのだと思う。
こうして犬夜叉も、らんま、うる星、めぞんと同じく完結コミックとなった。だいぶ散逸してしまったので手元に全巻残っていないという体たらくなのだが、時間ができたらぜひ探して1巻から読み返してみたいと思っている。
犬夜叉は最初、高橋先生のダークな読みきり連作とらんまのようなラブコメの合体かな?と思っていた。奈落のハードな展開が続くと、何回かコメディ編が続く展開。そうして10余年あまり、犬夜叉はアニメや映画にもなったけど、とうとう最後まで漫画オンリーできてしまった。
犬夜叉のテーマは「距離感」だったのかもしれない。最終巻P.162や最終話、現代と戦国時代とで時空さえ飛び越えて離れてしまったにもかかわらず、二人のこころは寄り添っている。
魂の縁(よすが)なのだ。かごめと桔梗。恋しいひとに結ばれたいという願いがあったのだ。
奈落の望んだこと、それも願いであったに違いはない。ただ、本作でいう半妖とは人間だれしも宿る欲望という名の妖怪に脆くも支配されるのかもしれないということも暗喩していたのではないでしょうか? それと、犬夜叉兄弟のパパとママたちの外伝、いつか読めるでしょうか?
さて、次回作が楽しみですが、インターバルのこの時期に人魚シリーズや短編をぜひ読んでみたい。犬夜叉では珊瑚がすきでした。とくに退治屋の服が色っぽかったな。
とにもかくにも高橋先生、おつかれさまでした。
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かごめと犬夜叉のラブシーンはまさに必見!!
涙せずには見られません。
すごく感動しました。
もう最後のほうには目がかすみすぎて画面をみるのがままならないほど。
ギャグもありで本当に素敵な作品だと思います。
是非観てください。
犬夜叉 完結編 7 [DVD]
原作よりとても良い作品に仕上がってるとおもいました!!
特典のBOXもいいです!
かごめと犬夜叉最後はちゃんと一緒になれてよかったです。
かごめが殺生丸におにぃさ〜ん(^ー^)/と言った時の殺生丸の表情(¬_¬)がなんともいえないくらい好きです☆