「王立宇宙軍」でこけたガイナックスをある意味救った作品。「庵野秀明初監督作品」ということで有名だが、忘れてはならないのが、この作品の原案・脚本として参加したオタキングこと岡田斗司夫の存在。今でこそ他人の作品について語るしゃべり手（というか評論家？）となっている岡田氏だが、この作品では「作り手（送り手）」として立派な仕事をしている。岡田氏がいたからエヴァと違いこのアニメはとても綺麗に完結しているのだ。確かにアニメ後半部のハイテンションな演出は庵野監督の手腕以外のなにものでも無い。しかし作品全般にながれる科学考証やオタク心をくすぐる美少女など「つぼを突く」要素は、この時弱冠30歳足らずの庵野岡田のタッグがあったからこそだ。
岡田氏にはもう一度作り手にもどってきてもらって、なにかデカいものを創ってもらいたいものだ。

ソニーの最新ブルーレイプレイヤーで再生。
BDは英語のみ。
同梱のDVDはメニュー・セッティングからJapaneseを選択すれば日本語で再生されます。
字幕が邪魔な場合は、同じセッティングからoffを選択。
ストーリーは皆さんご存知の通りです。
DVDでも画質は綺麗です。
それにしても日本のディスクは数が多い上に高すぎますね。

田中公平氏の傑作サントラです。

氏のダイナミズムあふれるオーケストレーションに体を揺すらせながらほぼ毎日聴いています。

「ガンバスター」のイントロほど印象的な太鼓はなかなか他に見当たらないのではないでしょうか。
とにかくテンションが上がる。
上げざるを得ない。

名作アニメに名サントラありとはこのことです。

努力と根性でテレビを見ながら1時間くらいで組みあがります。

テレビを見なければ30分で組みあがります。素組みでも十分ガンバスターです。

問題は首がグラグラする事くらいでしょうか。

さあ、来週もみんなで作ろう！

BDは日本語にすると英語字幕が強制表示されますが作品の世界観を考えれば気にならない。字幕が気になる方はDVDでの観賞で字幕消去出来ます。両方で観賞出来るのが良い。2期も同様です。