秋葉原のメイドカフェを舞台にコスプレ姉妹がドタバタ劇をくり広げるというディープな内容です。

雰囲気はテレビ東京の深夜ドラマといった感じでしょうか?低予算でB級臭さ満載ですが、妙な中毒性があります。

とりわけ際立っていたのが主演の加藤夏希のぶっ飛んだ演技で正直驚きました。素晴らしい女優さんだったんですね。

終始コメディで笑える内容ですが、シナリオは意外としっかりしてるのでダレずに観れます。気分展開に構えずに観るのに良い作品だと思います。

ほのぼの系ブラックコメディです。
ゴスロリ系の中二病女子大生のゆりねさんが毎度悪さをする邪神ちゃんにオシオキをする、というのがおおよその流れとなっています。
ゆりねさんは一応人間なのですが、邪神ちゃんから命を狙われているので常に凶器を隠し持っており、何故か規格外な力(自称鋼鉄の腹筋をボディーブロー一発でノックアウト出来るパワー)で一方的に返り討ちにします。お約束となっているオシオキはコメディなのでコミカルになっていますが、血抜き、チェーンソー、頬っぺたをブチッ！、アイロンで烙印など現実では洒落にならないものが多いです。この為、邪神ちゃんからは、「魔界ですらこんなキ×ガイはいない」「こんなクレイジーな奴と一緒にいたら禿げる」「クスリをやってるんじゃないか」とヒロインとしては前代未聞のさんざんな評価を受けています。
実際の所は、ほぼホームレスな女の子を助けたり、邪神ちゃんに虐められている子を庇ったりととても良い子で邪神ちゃん以外の魔界の住人からの評判はとても良いです。（いつも命を狙われているはずの邪神ちゃんもバイトしてまで養ってあげているようで、面倒見が良いようにみうけられます。ただし、自業自得とはいえ邪神ちゃんにはたまにとても理不尽です。）
…さて、本来主人公と言える邪神ちゃんは見た目は非常に可愛いらしいのですが、弱い者にはとことん強気で徹底的に虐め、強そうな相手には親友をも差し出て逃げる、恩人でもいきなり殺そうとする、親友に金をせびるヒモ生活と、とんでもない奴です。個人的には好きなキャラですが、万人受けするとは思えず、上級者向けキャラですねえ…。ゆりねさんの活躍を楽しむ方が気楽に読めます。
この、ゆりねさんと邪神ちゃんの凸凹コンビの寸劇が見ていて微笑ましく、面白いです。
コミカルながら暴力的表現が多いので、人を選ぶ可能性はありますがオススメ出来る作品です。また、キャラクターの性質で作画崩壊の多い邪神ちゃん以外のキャラのデザインが丁寧なので綺麗な絵の漫画が好きと言う人にもオススメ出来ます。
購入を迷っておられる方はコミックメテオのwebサイトで幾つか読めるので購入の検討の参考になると思いますよ。

Twitter経由で、ゆりねさんが主人公と作者様に認められてしまったようです。流石に不憫ですねえ…。
面白さは前作同様ですが、前巻の攻撃的なやりとりを期待すると肩透かしを食うかもしれません。一巻と比べて、邪神ちゃんがゆりねさんに襲いかかって失敗、お仕置きされる王道パターンが減ってます。まあ、結局日頃の行いのせいか邪神ちゃんが酷い目に遭う事に変わりはありませんが…。
この巻はゆりねさんの異界の住人達から慕われる天使ぶりと、邪神ちゃんに対する暴帝ぶりが楽しめる巻です。(よく見ると一応邪神ちゃんにも色々フォローしてるのですが、それでもやはり理不尽です。)
邪神ちゃんの下衆っぷりも中々なものですが、まあ悪魔だから仕方ということで。
後はゆりねさん、邪神ちゃんが互いに行うささやかなのツッコミも味があって笑えます。実はゆりねさんも邪神ちゃん以外の人外に引かれる程度にいろいろツッコミ所があるキャラクターです。

本格的な芋焼酎であるにも関わらず、手頃な値段で最高です。個人的には香りが大好きです。

この先生のコミックは初めて読むのですが、私の記憶が確かなら、同人会でも活躍なさっているのではないかな？
間違っていたらすみません。
内容は爆笑するような事もなく、淡々と読ませて頂きました。
タイトルにも書きましたが、これがウザ可愛いヒロインというのかな？
思ったより毒もなく、ちょっと変わった女の子、まりかの日常を描いた４コマ漫画です。
絵柄はとてもキレイな女の子を描く先生ですが、４コマに合わせて崩して描いているようです。
爆発的なキレもないので悪くはないですが、続刊の購入は要検討かな・・・と思いました。