荒野のソムリエフォンくんの栄光の動画評論

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グラディウス [VHS]
まず最初に断っておきたいことは、「グラディウス」は映画名でも、テレビドラマ名でもない、ということだ。
では一体何なのか。それは、1985年にゲームセンターに登場した、アーケードゲーム(業務用ゲーム=主にゲームセンターに設置されるゲーム)名なのだ。
ゲームとしてのカテゴリは「シューティング」に属し、自機を操作し、敵の攻撃を避けながら、敵を攻撃し、撃破することにより、次の面に進めるのだ。
アーケードゲームやコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)、は大雑把にいえば、2つのタイプが存在する。
ひとつ、日々コツコツと努力すれば、年齢性別に関わらず、誰でも必ずゲームクリアできるゲーム。
ふたつ、動体視力と反射神経に優れ、生まれながらの天賦の才を持ったものが、天賦の才の上に胡坐をかかず、日々研鑽することによってのみ、ゲームクリアできるゲーム。
そして、「グラディウス」シリーズは、後者の典型なのだ。また、後者よりも前者の方が圧倒的多数を占めることはいうまでもない。
後者のもうひとつの特徴は、ゲームセンターでゲームプレイしていると、周囲に観客がズラリと並び、「選ばれしもの」の神業を目撃せんとすることだ。
筆者は、そんな観客のひとりであった。

前置きが長くなったが、本商品の内容は、アーケードゲーム「グラディウス」の1面冒頭から最終面クリアまでを収録した攻略ビデオなのだ。
現代の感覚でいえば、YOUTUBEなどの動画系サイトに投稿された、アーケードゲームやコンシューマーゲームのスーパープレイ動画に相当する。
勿論、本商品を100万遍視聴したからといって、誰にでも「グラディウス」がクリアできる訳などなく、ただただ唖然・茫然として、スーパープレイに見入るばかりなのだ。

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]
見たいような、見たくないような、と思いつつ避けてきた映画です。とうとう見てしまったので、ついでに二回目も見てしまいました。 色が綺麗な映画なので、好みだろうとは思っていたけれど、そのとおりでした。この映画は、松子の主観で彩色されていて、きらきらとした万華鏡のように極彩色で綺麗です。けれど、同じように夢見がちなアメリが現実の中で居場所を見つけることができたの違って、松子の現実的な人生は非情な展開をしてゆきます。

 松子は、歌が上手で、まじめで、無邪気に人を信じ、愛情を示すことができるという、美点をたくさん持った人です。 しかし、たくさんの美点を持っていて、がんばったら結果が必ずやってくる・・・というのがおとぎばなしであることを物語は徹底的に描いてゆきます。・・・彼女の追い詰められると後先なく行動してしまう癖をきっかけに、歌の上手な教師から犯罪者になり、家族からも疎まれて、孤独死するのですから。
 彼女はまた、何人もの男性を心から愛し、家に帰ったら「ただいま」と「おかえり」の言葉が交わされるような家を求めていくのだけれど、 松子の愛し方やうきうきした歌と踊りが、理解できないものではないゆえに見ているほうは苦しくなってゆきます。もう少し客観的であったり、・・・いえせめて打算的であったのなら・・・と松子を否定したくなるほどに。松子は他者に何かをすることを自分の幸せ、としていて自分のことをケアしたり振り返ることはなく盲目的につくしてしまうのです。
 けれど、松子の人生を見ているうちに、人生の中で起きる事柄は、そのつどたった一つの感情で彩られるのではないこと・・・殺人現場の残酷な中の滑稽さとか、愛情の中の憎しみや疎む気持ち・・・が照らされてきて、松子の強い主観の世界がどんどんいとおしく感じられて、切なくなりました。どんどん人生が悪いほうへ向かっていく時も、小さなことにすぐに希望を持ってがんばる松子は人生をあきらめていないし、 肉体的にも精神的にもどん底なのに希望を持って生きていこうとする姿は、真実でしたから。
 そして・・・物語にまったく希望がないかといえばそうではなくて、松子の死後、彼女の物語に関与していく甥が出会う、あくの強い人々がそれをじんわりと感じさせてくれます。強く後に残るものがある映画でした。
 
 この映画を見て思ったのだけれど・・・ 自分の見たり把握してあること・・・が現実とのずれがあるというのは往々にしてあることなのだけれど、そのなじませ方というのを、あまり学ぶ機会がないなぁ・・・と。  また予断ですが、この映画のボニーピンクはなかなか粋で素敵です。と一言だけ。

嫌われ松子の一生
かなりとんとんと、勢い良くよめる本。空気がとても出来上がってて良い。

後半あたりから松子の話と、元教え子で元恋人の話しが重複して、

そこらへんから説明臭さを感じたし、テンポの良さにダレも出来たけど、

それが無ければ評価5でもいいかなと思うほど読みやすく面白い。

真面目な教師から風俗嬢に、そして薬物乱用、殺人、逮捕、

そんな浮世離れしたドラマティックな転落人生も興味深いが、あまりに不器用でまっすぐ(短絡的!)な

生き方に親しみさえ感じさせる生身の女の物語でもある。

中谷美紀さんが映画で演じてるイメージもあって更に世界に入り込みやすかったです。

甥と伯母松子の2つの視点で交互に書かれているけど、両方抒情詩的な為、

終始主観的で人間のエゴが強い節があり、シビアなストーリーなのに若干リアリティーに欠ける様に感じるのが勿体無い。

コンセプトの灰汁もインパクトも強い筈なのに、あまりにすらっと読めすぎて

何か残るものが非常に少ない。

情景描写は多いが、シリアスなだけにもう少し細やかに心理描写がされているともっと心に何か残ると思う。

情景や状況の描写の比重が多すぎるとイメージが掴み易いが

全体的に説明臭くなるのが気になるので。

でもやっぱり普通に面白い。

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