ギャートルズ1肉の巻
著者の園山俊二さんは、1993年に亡くなられましたが、生前は福地泡介、東海林さだお と並んで早大漫研三羽烏と称されました。プロ・デヴューは、がんばれゴンベ、1976年にギャートルズで文藝春秋漫画賞を受賞しています。
代表作は、ギャートルズ(漫画サンデー)、さすらいのギャンブラー(ビッグコミック)、花の係長(週刊ポスト)ペエスケ(朝日新聞 夕刊) 等で私達の世代には馴染み深い作品ばかりで、また、比較的長期連載の作品が多いようです。
ギャートルズは、1965年〜1975年まで漫画サンデーに連載され、本書 肉の巻は、3巻のうちの第1巻で全400エピソードの中から食欲、食べ物に関したエピソードが24(1967年7/12〜1974年5/18)集められています。
内容は紹介する必要もないとは思いますが、架空の原始時代の物語で、ほのぼのとしたペーソスに満ち溢れ、作者の創作したユーモラスに充ちた擬音、擬人化が非常に面白い効果を挙げています。また、過去アニメ化もされています。
最後に、造本というか装丁が非常に変わっています。奥付を見ますとブック・デザイナーの祖父江慎さんが担当しています。成程なと得心したしだいです!!
代表作は、ギャートルズ(漫画サンデー)、さすらいのギャンブラー(ビッグコミック)、花の係長(週刊ポスト)ペエスケ(朝日新聞 夕刊) 等で私達の世代には馴染み深い作品ばかりで、また、比較的長期連載の作品が多いようです。
ギャートルズは、1965年〜1975年まで漫画サンデーに連載され、本書 肉の巻は、3巻のうちの第1巻で全400エピソードの中から食欲、食べ物に関したエピソードが24(1967年7/12〜1974年5/18)集められています。
内容は紹介する必要もないとは思いますが、架空の原始時代の物語で、ほのぼのとしたペーソスに満ち溢れ、作者の創作したユーモラスに充ちた擬音、擬人化が非常に面白い効果を挙げています。また、過去アニメ化もされています。
最後に、造本というか装丁が非常に変わっています。奥付を見ますとブック・デザイナーの祖父江慎さんが担当しています。成程なと得心したしだいです!!
はじめ人間ゴン
70年代に学研の「学習」に連載された園山俊二先生の『はじめ人間ゴン』。アニメ化された「はじめ人間ギャートルズ」の原作のひとつでした。
そして、90年代、この作品を学習漫画や藤子不二雄作品のコミカライズでおなじみの篠田ひでお先生が、やはり学研の「学習」に連載を開始しました。
再びNHKでアニメ化されるなど人気となりました。
そんな篠田版「ゴン」の唯一の貴重な単行本です。園山先生の絵を、うまく篠田流に描き切っているのはさすがですね。
まったく違和感なく楽しめました。
そして、90年代、この作品を学習漫画や藤子不二雄作品のコミカライズでおなじみの篠田ひでお先生が、やはり学研の「学習」に連載を開始しました。
再びNHKでアニメ化されるなど人気となりました。
そんな篠田版「ゴン」の唯一の貴重な単行本です。園山先生の絵を、うまく篠田流に描き切っているのはさすがですね。
まったく違和感なく楽しめました。