往生際の悪い奴
日経連載の話題の小説ということで手に取りましたが、スケベ中年に捧げた正統的なエロ小説です。(いい意味で)
スタートは不幸続きの青年・山下のわらしべ長者的お話、しかし彼が富士の樹海で妙に冷めた中年弁護士・三島と出会うことから探偵的なお話へ・・ここらへんは新聞連載ということもあって坦々と展開していきます。いきなりドライバーでぶっ飛ばすような大胆な展開はありません・・アイアンで刻んでいくような流れです・・
ところが中盤、ヒロインである絵美里がストーカー被害者として登場するところから一転、クールなはずの三島氏が老いらくの恋に落ち、草食系の山下君がなぜかもてて、二人の間で右往左往する・・という三角関係の展開に・・
更に後半には怒濤の官能描写へと展開していきます。可憐で清楚なはずの絵美里の変貌ぶりがなんともエロい!また女の二面性も感じさせられ、怖くなりました。ラストは三者が共にウインウインのこんな三角関係もありなのかなぁ・・と思わせたところの・・バッドエンディングですが、非常に味わい深い一冊でした
映画化となると絵美里は誰でしょう?スレンダーでセクシーで清楚感のある・・イメージ的には佐々木希さんとかかなぁ?でもセックスシーンが肝心だから、脱げる娘でないと・・小松彩夏さんとかに心機一転臨んでほしいところです・・
スタートは不幸続きの青年・山下のわらしべ長者的お話、しかし彼が富士の樹海で妙に冷めた中年弁護士・三島と出会うことから探偵的なお話へ・・ここらへんは新聞連載ということもあって坦々と展開していきます。いきなりドライバーでぶっ飛ばすような大胆な展開はありません・・アイアンで刻んでいくような流れです・・
ところが中盤、ヒロインである絵美里がストーカー被害者として登場するところから一転、クールなはずの三島氏が老いらくの恋に落ち、草食系の山下君がなぜかもてて、二人の間で右往左往する・・という三角関係の展開に・・
更に後半には怒濤の官能描写へと展開していきます。可憐で清楚なはずの絵美里の変貌ぶりがなんともエロい!また女の二面性も感じさせられ、怖くなりました。ラストは三者が共にウインウインのこんな三角関係もありなのかなぁ・・と思わせたところの・・バッドエンディングですが、非常に味わい深い一冊でした
映画化となると絵美里は誰でしょう?スレンダーでセクシーで清楚感のある・・イメージ的には佐々木希さんとかかなぁ?でもセックスシーンが肝心だから、脱げる娘でないと・・小松彩夏さんとかに心機一転臨んでほしいところです・・
n
元々は「東京の嘘」というDVDをレンタルで見て nangi の歌を知りました。
映画のストーリーはいまいちでしたが、nangi の歌と映像美とが重なるシーンは素晴らしかったです。
nangi の曲ですが、曲を聞いていると、歌いながら思いを何とか伝えようとする nangi の姿が浮かんできて、必死さを強く感じます。
内に秘めた思いを叫ぶかのような、サビの伸びやかな歌声などは大好きです。
曲は、明るく軽いというものではなく、悪く言うと少し重い曲かもしれませんが、聞いていて元気が出ます。
全部いっぺんに聞くとお腹イッパイな感じにもなりますが、それだけ内容の濃い曲がつまっています。
どれも好きな曲ですが、#1 Jinx や #4 UNMEI をよく聞いています。
nangi のオフィシャルページの「Discography」→「Indies Discography」でサビの部分だけ試聴できるようになっています。
試聴は短い時間ですが、十分に魅力が伝わると思います!
映画のストーリーはいまいちでしたが、nangi の歌と映像美とが重なるシーンは素晴らしかったです。
nangi の曲ですが、曲を聞いていると、歌いながら思いを何とか伝えようとする nangi の姿が浮かんできて、必死さを強く感じます。
内に秘めた思いを叫ぶかのような、サビの伸びやかな歌声などは大好きです。
曲は、明るく軽いというものではなく、悪く言うと少し重い曲かもしれませんが、聞いていて元気が出ます。
全部いっぺんに聞くとお腹イッパイな感じにもなりますが、それだけ内容の濃い曲がつまっています。
どれも好きな曲ですが、#1 Jinx や #4 UNMEI をよく聞いています。
nangi のオフィシャルページの「Discography」→「Indies Discography」でサビの部分だけ試聴できるようになっています。
試聴は短い時間ですが、十分に魅力が伝わると思います!
悪貨 (講談社文庫)
暴力でも権力でもない「偽札」によって人や国家が狂っていく、という筋書きは面白いし、リアリティも感じる。
ただ、そこに入ってくる恋愛要素がちょっと鬱陶しく感じました。
思うにヒロインがあまり他の人物よりもバックボーンが感じられず、
頭の良く正義感の強い美人、といった凡庸なキャラクターだったところが理由かと思います。
お金に振り回されるチンピラやキャバ嬢、偽札の細工に異様な執着を持つ男といった
サブキャラの各エピソードがそれぞれ細かく豊かに描かれていただけに、
そこだけやや浮いてる感じを受けてしまいました。
あとはインフレが実際に起きた際の描写なんかはもっと具体的であって欲しかったなと思ったり。
意外とその辺淡白だったなと。
なんだかこの描写やこの人物面白い!!というところと、
そうでないところのギャップが結構あるかもしれません。
平均すると「面白かった!」という評価になるのですが。。。
ただ、そこに入ってくる恋愛要素がちょっと鬱陶しく感じました。
思うにヒロインがあまり他の人物よりもバックボーンが感じられず、
頭の良く正義感の強い美人、といった凡庸なキャラクターだったところが理由かと思います。
お金に振り回されるチンピラやキャバ嬢、偽札の細工に異様な執着を持つ男といった
サブキャラの各エピソードがそれぞれ細かく豊かに描かれていただけに、
そこだけやや浮いてる感じを受けてしまいました。
あとはインフレが実際に起きた際の描写なんかはもっと具体的であって欲しかったなと思ったり。
意外とその辺淡白だったなと。
なんだかこの描写やこの人物面白い!!というところと、
そうでないところのギャップが結構あるかもしれません。
平均すると「面白かった!」という評価になるのですが。。。
東京の嘘 [DVD]
撮影・カット割は下手、カラコレ(色調調整)も下手、
あと台詞が役者の口に馴染んでない(つまり監督が役者に演技をつけれてない)。
ほんとに素人がつくったんじゃないの?と思うぐらい技術的にはダメダメですが、
監督・井上さんのセンスがいいのか(ただし演出能力は無い)、不思議な魅力のある、すごく心に残る作品でした。
あと岩田さゆりもすごく魅力的でした。
あと台詞が役者の口に馴染んでない(つまり監督が役者に演技をつけれてない)。
ほんとに素人がつくったんじゃないの?と思うぐらい技術的にはダメダメですが、
監督・井上さんのセンスがいいのか(ただし演出能力は無い)、不思議な魅力のある、すごく心に残る作品でした。
あと岩田さゆりもすごく魅力的でした。