幻想ギネコクラシー 1
沙村広明先生の久しぶりの短編集です。
『楽園』という年3回刊行されている雑誌に掲載された短編が収録されていますが、
一番最初に掲載された作品は何と4年前!
4年間コツコツとページを溜めていってようやく発売された単行本だと思うと、
とても感慨深い気持ちになります。
中身は主にショートショート作品が占めています。
ほのぼの系があったり、40歳童貞話があったり、
古典のパロディがあったり、SF作品があったりと、本当に色々あります。
内容は相変わらず(良い意味で)ぶっ飛んでいるので、
『ハルシオン・ランチ』などが好きな方は安心して楽しめると思います。
1冊の分量は147ページと少なめですが、1話1話が濃密なので、
むしろこのぐらいがちょうど良いのかもしれません。
そして表紙カバーも手に取った瞬間に「上質だ」と分かるくらいの上等な素材を使っています。
コレクション欲が高まる手触りでした。
沙村広明先生久々の、1年ぶりぐらいの単行本でしたが、
長年待っていた読者の期待に答える、
下らなさと緻密さが合わさった素晴らしい出来の作品だと思いました。
ただ次の2巻はまた4年後とは言わず、2年後ぐらいには発売して欲しいなあと思います。
『楽園』という年3回刊行されている雑誌に掲載された短編が収録されていますが、
一番最初に掲載された作品は何と4年前!
4年間コツコツとページを溜めていってようやく発売された単行本だと思うと、
とても感慨深い気持ちになります。
中身は主にショートショート作品が占めています。
ほのぼの系があったり、40歳童貞話があったり、
古典のパロディがあったり、SF作品があったりと、本当に色々あります。
内容は相変わらず(良い意味で)ぶっ飛んでいるので、
『ハルシオン・ランチ』などが好きな方は安心して楽しめると思います。
1冊の分量は147ページと少なめですが、1話1話が濃密なので、
むしろこのぐらいがちょうど良いのかもしれません。
そして表紙カバーも手に取った瞬間に「上質だ」と分かるくらいの上等な素材を使っています。
コレクション欲が高まる手触りでした。
沙村広明先生久々の、1年ぶりぐらいの単行本でしたが、
長年待っていた読者の期待に答える、
下らなさと緻密さが合わさった素晴らしい出来の作品だと思いました。
ただ次の2巻はまた4年後とは言わず、2年後ぐらいには発売して欲しいなあと思います。
春風のスネグラチカ
これだけの魅力的な設定・キャラクターを一冊の漫画に費やせる漫画家が今他にいるだろうか、いや居ない。
ロシアの歴史物を沙村広明が書くというだけでファンには抗いがたい魅力を感じてやまないであろうし、レビューとしてはいつもどおり期待の更に上を言ってくれる出来であるといえばこれ以上の言葉はいらないように思う。
ロシアの歴史物を沙村広明が書くというだけでファンには抗いがたい魅力を感じてやまないであろうし、レビューとしてはいつもどおり期待の更に上を言ってくれる出来であるといえばこれ以上の言葉はいらないように思う。
人でなしの恋 [VHS]
羽田美智子が本当に綺麗。その醸し出す何とも言えない気品。現代の女優でこの神秘的なオーラを出せる人は皆無です。これぞ彼女の本質的な美しさを描いた最初にして最後の作品ではないでしょうか。彼女の目の輝きに注目です。何度見ても溜息。日本女性の本質の一面を抉り出した映画の一つだと思います。