資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)
素晴らしい本です。
ダイナミックな歴史的観点から、今の世界経済の本当の姿を教えてくれます。
長い16世紀の終盤の時代と同じ事が、今現在起こっているという時代分析。
我々は、本当に大きな時代の転換点を生きている。
その時代の真っ只中にありながら、その歴史的な位置づけを理解できるというのは、どれだけ大きな意味があることか、計り知れない。
その理解を本書は与えてくれる。しかも、非常に分かり易く。
水野氏の著作には、「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」、「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」、「100年デフレ」、「超マクロ展望 世界経済の真実」など名著が多いが、分かり易さは、本書が、No.1だと思う。
本書を読むと、今、日銀がやっていること、あるいは、アベノミクスが、いかにトンチンカンなことなのか、はっきりと分かる。
現代人、必読の書と言って過言ではないと思う。
是非、一読して、何度も読み返し、自身の人生に生かして欲しい本です。
ダイナミックな歴史的観点から、今の世界経済の本当の姿を教えてくれます。
長い16世紀の終盤の時代と同じ事が、今現在起こっているという時代分析。
我々は、本当に大きな時代の転換点を生きている。
その時代の真っ只中にありながら、その歴史的な位置づけを理解できるというのは、どれだけ大きな意味があることか、計り知れない。
その理解を本書は与えてくれる。しかも、非常に分かり易く。
水野氏の著作には、「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」、「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」、「100年デフレ」、「超マクロ展望 世界経済の真実」など名著が多いが、分かり易さは、本書が、No.1だと思う。
本書を読むと、今、日銀がやっていること、あるいは、アベノミクスが、いかにトンチンカンなことなのか、はっきりと分かる。
現代人、必読の書と言って過言ではないと思う。
是非、一読して、何度も読み返し、自身の人生に生かして欲しい本です。
バズライトイヤー危機一発
みんなでクリスマス会をするときに、何か一緒に遊べるおもちゃが欲しいと思い、購入しました。
黒ひげは、自分の子供時代に遊んでいましたが、まぁあの風貌なので特に何も思ってなかったです。
でも、バズが黒ひげの代わりに乗ってるだけで、買おうかな、と思ってしまいました。
剣を、プラモデルのように、自分で切り取ってシールを貼らなくてはいけませんが、そのため
安価にしてあるのでしょうから、文句ないです。
本当に、バズになっただけなのに、買ってしまいました。良かったです。
黒ひげは、自分の子供時代に遊んでいましたが、まぁあの風貌なので特に何も思ってなかったです。
でも、バズが黒ひげの代わりに乗ってるだけで、買おうかな、と思ってしまいました。
剣を、プラモデルのように、自分で切り取ってシールを貼らなくてはいけませんが、そのため
安価にしてあるのでしょうから、文句ないです。
本当に、バズになっただけなのに、買ってしまいました。良かったです。
危機
ここでは曲"Close To The Edge"という一大叙事詩のサラウンド・サウンドについて感想を述べたいと思う。
冒頭の鳥のさえずり、水の流れの効果音は四方に広がりまるで楽園の中心にいるよう。当時のイエスはギターがメインのバンドとして扱われていたと思う。ビデオ版YESSONGSを見るとスティーヴ・ハウを追うショットが多い。そしてこのサラウンドもギターがほとんど前方に位置され、リック・ウェイクマンのキーボードはどちらかというと後方にまわり空間作りを果たす処理がなされている。ジョン・アンダーソンのヴォーカルはセンタースピーカーから生々しく聞こえる。クリス・スクワィアーのビンビンベースはウーハー効果もありとりわけその存在感を増す。そしてビル・ブルフォードのハイチューニング・ドラムスは前方LRの範囲内で独特のサウンドを刻む。LPや従来のCDでは前方2チャンネルにぎっしり詰まっていた音が4方に拡散されているので迫り来る緊張感は少し和らいでいる。しかし、パート3: I Get Up I Get Down では素晴らしい空間演出がなされ、サラウンド化の意義も実はここにあるのではと感じた。スティーヴとクリスのバックヴォーカルが後方の深淵からささやきかけ、それに答えるかのようにジョンのヴォーカルが正面より悲しげに物語を語る。非常に想像力を欠き経たせる演出である。その後に続くこのパート終盤のチャーチオルガンの荘厳さは涙ものだ。続くリックのハモンドソロはいったいどこから音がくるのかと思わせるくらい全体に鳴り響き、曲はクライマックスへ。最後の鳥と水の響きが再度部屋の中を楽園に変える。同じSteven Wilsonがミックスしたクリムズン・アルバムのような派手な音の移動は感じられない空間処理ではあるが、長年待っていたサウンドの一つの回答がここにはあった。
なお、Blu-ray盤には初期のアナログ盤のリッピング、そして何と全曲のインストルメンタル版が含まれている。告知を見てまさかとは思ったが、後者は本当にカラオケであった。通常使用するDVD-audioプレーヤー用にDVDをと、結局両方を購入してしまったのであるが、輸入盤のジャケットはDVD版がデジパック、Blu-ray版が紙ジャケット仕様である。
冒頭の鳥のさえずり、水の流れの効果音は四方に広がりまるで楽園の中心にいるよう。当時のイエスはギターがメインのバンドとして扱われていたと思う。ビデオ版YESSONGSを見るとスティーヴ・ハウを追うショットが多い。そしてこのサラウンドもギターがほとんど前方に位置され、リック・ウェイクマンのキーボードはどちらかというと後方にまわり空間作りを果たす処理がなされている。ジョン・アンダーソンのヴォーカルはセンタースピーカーから生々しく聞こえる。クリス・スクワィアーのビンビンベースはウーハー効果もありとりわけその存在感を増す。そしてビル・ブルフォードのハイチューニング・ドラムスは前方LRの範囲内で独特のサウンドを刻む。LPや従来のCDでは前方2チャンネルにぎっしり詰まっていた音が4方に拡散されているので迫り来る緊張感は少し和らいでいる。しかし、パート3: I Get Up I Get Down では素晴らしい空間演出がなされ、サラウンド化の意義も実はここにあるのではと感じた。スティーヴとクリスのバックヴォーカルが後方の深淵からささやきかけ、それに答えるかのようにジョンのヴォーカルが正面より悲しげに物語を語る。非常に想像力を欠き経たせる演出である。その後に続くこのパート終盤のチャーチオルガンの荘厳さは涙ものだ。続くリックのハモンドソロはいったいどこから音がくるのかと思わせるくらい全体に鳴り響き、曲はクライマックスへ。最後の鳥と水の響きが再度部屋の中を楽園に変える。同じSteven Wilsonがミックスしたクリムズン・アルバムのような派手な音の移動は感じられない空間処理ではあるが、長年待っていたサウンドの一つの回答がここにはあった。
なお、Blu-ray盤には初期のアナログ盤のリッピング、そして何と全曲のインストルメンタル版が含まれている。告知を見てまさかとは思ったが、後者は本当にカラオケであった。通常使用するDVD-audioプレーヤー用にDVDをと、結局両方を購入してしまったのであるが、輸入盤のジャケットはDVD版がデジパック、Blu-ray版が紙ジャケット仕様である。
危機 <7インチ・サイズ紙ジャケット&SACDハイブリッド盤>
2014年11月の公演に熱い期待が集まるYES。
1973年の初来日公演を思い出します。あれは、京都でのコンサートでした。
私の心にいまだに鮮明に残っていることは・・・
・クリス・スクワイアが、ステージで華麗に舞っていたこと。
・リック・ウェイクマンの、ラメのマントがキラキラと輝き、まるでミラーボールのようだったこと。
・案外小柄なジョン・アンダーソンが、身振り手振りで複雑なリズムに乗って、歌を紡ぎ出していたこと。
・スティーヴ・ハウが、固定されたギターと肩にかけたギターを器用に弾きこなしていたこと。
・あのドラマーが、ジョン・レノンのプラスティック・オノ・バンドにいたアラン・ホワイトその人か・・、と感心したこと。
そして、目くるめくサウンドの嵐(特に「危機」は、レコードで聴いたのと同じ、というか、それ以上)は、これからも私の心から離れることはないでしょう。
また、アンコールで、ジョン・アンダーソンが歌ってくれた「さくら」も、しっかりとその日の観客の心に残っていると思います。
1973年の初来日公演を思い出します。あれは、京都でのコンサートでした。
私の心にいまだに鮮明に残っていることは・・・
・クリス・スクワイアが、ステージで華麗に舞っていたこと。
・リック・ウェイクマンの、ラメのマントがキラキラと輝き、まるでミラーボールのようだったこと。
・案外小柄なジョン・アンダーソンが、身振り手振りで複雑なリズムに乗って、歌を紡ぎ出していたこと。
・スティーヴ・ハウが、固定されたギターと肩にかけたギターを器用に弾きこなしていたこと。
・あのドラマーが、ジョン・レノンのプラスティック・オノ・バンドにいたアラン・ホワイトその人か・・、と感心したこと。
そして、目くるめくサウンドの嵐(特に「危機」は、レコードで聴いたのと同じ、というか、それ以上)は、これからも私の心から離れることはないでしょう。
また、アンコールで、ジョン・アンダーソンが歌ってくれた「さくら」も、しっかりとその日の観客の心に残っていると思います。