Deus Ex Human Revolutionをプレイした後で、本作品を知りました。
このパッケージは購入していませんが、steamの「Deus EX Game of the Year Edition」を日本語化させたもののレビューになります。
(日本語化してくださった有志の方々に改めて感謝します!)
かなり古いゲームですが、このゲーム、たしかにDeus Ex Human Revolutionのベースになっているとつくづく感じさせられます。
また、当時あらゆる賞を総なめにしたということを痛感できる内容だなと納得させられる作品でした。
プレイし始め、操作方法やステータスの各パラメータ、アイテムの使い方などが全くわからず、
何度も最初からやり直しました。
画質も初期のPS並みのグラフィックで、現代の技術から見たらお世辞にもいいとは言えません。
しかし、それら最初に感じる壁を突破した後、このDeus Exの世界の扉が開きます。
ジャンルとしては
ステルスゲームなんですが、物事の解決方法がものすごく多く、これといった回答がほとんどありません。
これは最後まで続きます。
たとえば扉ひとつあけるにしても、誰かが持っているキーを探したいが見つからない、ではロックピックであけるのか、
だがロックピックにも回数があるためなるべく
節約しなくてはならない、では扉を爆破して壊してしまおう!
ところが爆薬も持っていない、では通気口からはいけないか?などなど。
こういったプレイヤーに判断を下させる選択がストーリー全般に敷き詰められており、プレイした数だけの正解が存在します。
物語にいたっては最初は単なる侵入モノかと思いきや最後には自分に世界の運命が託されるような、最初からは全く想像できない展開を見せます。
これはHuman Revolutionでもそうでしたが、全体的に見てHuman Revolutionよりもこちらの旧Deus Exの方があらゆる面で凌駕していると思います。
とにかく最初がものすごくとっつきにくいゲームな上、クリアまでがものすごく長いです。(やり直し含め75時間程度やっていた)
それでも最後までプレイさせてしまう魅力がこのゲームにはあります。
古いゲームですがいずれ誰かの参考にでもなっていただけたらと思いレビューを残したいと思います。
あー楽しかった!