バビロニア・ウェーブ
バビロニアウェーブという途方もない存在を扱ったワクワクするSFです。
設定の細かさはすごいのですが、どれくらいの人がついていけるか心配ではあります。
堀氏は長編を一つしか書いてないので、正直慣れてないんだろうなーと感じました。
もったいぶってんじゃねーよ!!
尻Pの長編の展開のはやさ見習ってよ!!
などと思ったのは僕だけではない、と思います。
それでもこの長編が傑作なのは、やはりアイデアのおもしろさにあるのでしょう。
設定の細かさはすごいのですが、どれくらいの人がついていけるか心配ではあります。
堀氏は長編を一つしか書いてないので、正直慣れてないんだろうなーと感じました。
もったいぶってんじゃねーよ!!
尻Pの長編の展開のはやさ見習ってよ!!
などと思ったのは僕だけではない、と思います。
それでもこの長編が傑作なのは、やはりアイデアのおもしろさにあるのでしょう。
バビロニア・ウェーブ (創元SF文庫)
本作品はなんと言っても「銀河面を垂直に貫く直径1200万キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束」の謎解きの過程が一番の魅力だが、私は「宇宙」の表現方法にも感慨を覚えた。今まで少なからずSF作品を見てきたが、ここまでリアリティの溢れた「宇宙」が表現された作品は初めてだった。本当に「宇宙」をそこに感じた。
天文学的・物理学的知識に基づいた正確な数値の羅列が「宇宙」を正確なものにしていることは疑いない。しかし最も有効だったのが“光”の捉え方がうまかったことだと感じる。本作品は“反射”がバビロニア・ウェーブの謎を探る重要なキーワードとなっているので、“光”の屈折の仕方や宇宙空間における物体の見え方にとことんこだわっていた。
最終的にはバビロニア・ウェーブの謎を媒介することによって、太陽系だけでなく銀河系の謎をも解いてゆくという壮大なものになっている。一度読めば何度も読み返してしまうだろう。読後感はすごくよかった。一読をオススメする。
天文学的・物理学的知識に基づいた正確な数値の羅列が「宇宙」を正確なものにしていることは疑いない。しかし最も有効だったのが“光”の捉え方がうまかったことだと感じる。本作品は“反射”がバビロニア・ウェーブの謎を探る重要なキーワードとなっているので、“光”の屈折の仕方や宇宙空間における物体の見え方にとことんこだわっていた。
最終的にはバビロニア・ウェーブの謎を媒介することによって、太陽系だけでなく銀河系の謎をも解いてゆくという壮大なものになっている。一度読めば何度も読み返してしまうだろう。読後感はすごくよかった。一読をオススメする。
Atmosphere
村石雅行のライブで初めて彼の演奏を聴いてすぐに気に入った。タイトなリズムの上に
哀愁のあるクロマチック・ハープのメロディは理想的な感じがした。ノートを見ると
彼はキーボードの他、ベースまでも演奏する才人のようだ。なるほどだからこのような
素晴らしいアレンジが生まれるのだ。初めて聴いたS・ワンダーの「I Can’t Help It」が特にいい。
哀愁のあるクロマチック・ハープのメロディは理想的な感じがした。ノートを見ると
彼はキーボードの他、ベースまでも演奏する才人のようだ。なるほどだからこのような
素晴らしいアレンジが生まれるのだ。初めて聴いたS・ワンダーの「I Can’t Help It」が特にいい。