・全体的にギャグがハイテンション。世界観をぶち壊すメタ発言も多々飛び出す。
・主人公のお姫様の性格が立ちすぎている。

　以上、二点の理由があるために、あわない人（雰囲気・世界観を大切にしたい。ヒロインに自己投影をして楽しみたい）はとことんあわないゲームだと思います。

　が、しかし。
　ゲームシステムがもっさりしている、肝心の恋愛イベントが薄い（このあたりは他のレビューでも触れられていますが…）、などの不満点を打ち消しておつりが来るほどに、個別ストーリーに突入してからのシナリオが面白いです。

　どのキャラクターを魔力獲得のためのターゲットとして定めるかによって、物語の中央を貫く
「王国の問題点（暗殺教団との癒着）」
「キングダムの謎（十数年前に行方不明になったままの国王一家と、これにまつわる宰相の黒い噂）」
「なぜ、砂漠の真ん中にこれだけ大きな城塞都市が存在できるのか」
これらの謎が少しずつ明かされていく楽しさ。
　そして、最初は「薄汚い、欲望にまみれたばっかりの願いじゃなくって、もっときれいな願いはないのかな」と呟いていたヒロインが、ターゲットとふれあうことによって成長し、考え方を変えていく過程は、下手なライトノベルよりはるかに面白く読むことが出来ました。
　もちろん魅力的なのはヒロインだけでなく、お相手たる男性キャラクターたちも然り。
　魔神と人のハーフゆえ、嘘でごまかしたり自分を飾る必要を知らず、直球つっこみで行動するヒロインに、秘めた大きな願いを持つがために本心を隠し続けてきた彼らが好意を抱いていく流れも好感が持てました。
「こいつ好みじゃないしどうでもいいや」というキャラがいなかったのも、音声OFFにすることもなく、会話スキップもしなかったのは初めての経験です。
　特に「無神論者の神学者」のルートは、ヒロインの成長度合いもあわせての一番のお気に入りでもあります。まったくタイプではないキャラクターだったんですが……。

　人は選びます。
　PS2版ではイロモノ、バカゲーと分類されていたようですが、プレイするだけの価値はある一本。とてもとても楽しい時間を過ごすことができました。

ココロコネクトが好きで、
響のラジオも聞いていたので、購入しました。
やっぱり、面白いです。　（特に沢城さんが・・）　
ＣＤは、約57分収録です。　

恋愛要素は薄いですが、どの√でも何かありげな様子を見せるキャラの√は物語も他のキャラより内容が濃く面白かったです。
しかしその反面、真相度の薄いキャラ√は一体何処に萌えたら良いのだろう状態になってしまい、
結果全体的には『内容の薄いゲーム』という印象です。

デザキン独特のハイテンションなノリ具合もいまいち私の笑いのツボとは合わず、
どうしてここでギャグを投入するのかと正直不快に思った場面もありました。

逆に良いなと感じた点は他のレビューでも書かれていましたが、主人公の発言がはっきりしている所です。
別の世界の住人だからという事もありますが、遠慮というものを余り知らず、
何でもはっきりと言ってくれるのでそういうサバサバとした性格な主人公は珍しいなと好印象でした。

一周一周が短めな話なので、ギャグのノリに合うか合わないかが決め手だと思います。
結構ノリにしつこさがあるのでそういったのが苦手な方は避けた方が無難です。

かれこれ4年近くになるそうです。冬、夏の季節の風物詩（私的に）ともなっております。
ハウウエザー基地に例のアレが出現し原因を探るべく、アノ方々が嬉々として作業をするといったていで~。
前回はハワイにバカンスに出掛けていたメンツもちゃんとおりますし、期待を裏切らない出来となっております。
こんなに楽しいので、もうアニメまたは、お天気予報特番、OVAにグッズ展開、など販路を拡大するしかないと思うのです。
然るべき偉い方々宜しくお願いします！
聞いた後も楽しい気持ちでいられるCDをありがとう！