長谷川先生の指導方法とても気に入ってます。初学者にとってとてもわかりやすいです。

二話収録

「ジョブ・ドット」
ヒーローの名前がタイトル。
リーガン牧場主テッドの妹がヒロイン。ヒーローは、その牧場監督です。
トラウマ（欧米小説って、なんでも親からのトラウマを原因にしちゃうよね）から、インテリ嫌いなジョブ。
ヒロインへの長年の愛を抑制してきたのもそこ？
なんだか、説得力にかけるわ。
当て馬にされたミッシーが可愛そすぎ。
「最年長の未経験者二人」って、ヒロイン処女率の高いダイアナパーマーですが、ヒーローにまでそれを求めちゃうとは・・・そうとうな潔癖症ですね。ダイアナ・・・
今後の二人の結婚生活は、当分・・・
作品の面白度は、普通かな。

「遅すぎた初恋」
このハート兄弟って、ビスケット、ビスケットって、本当に馬鹿みたいにウルサイんです。
これって、読者はクスッて笑うところなんだろうけど、ここまでくるともうウンザリ。

あと、テキ恋シリーズを読んでいて感じるのが、ダイアナの学歴至上主義。
家政婦ぐらいしかできない知性レベルと、ヒロインを馬鹿にしていたヒーローが、実は大卒看護師と聞いた途端に態度が豹変。
アメリカは、日本よりもきっと、大卒の価値が高いのでしょうね（知らないけど）。
「職業に貴賤無し」がスタンダードな日本人には、理解できないよん。

偽善的な会話のキャッチボールが、延々と続くのもどうなんでしょ。
ダイアナパーマーが、有機飼育の牛が大好きなのは、よ〜く判りました。
それに
「君は学位を持っているのですね。」「ハーバードで博士号も取りました」
なんてダサいセリフも、どうなんでしょ。

冗談だといいながら、結婚結婚と言うヒロインにも、なんだがムズムズしました。