帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件 (新潮文庫)
少女沖縄連れ去り事件のことは、よく知らなかったので興味を持って読んだ。47才の男が10才の小学生女児を沖縄へ連れて行き、保護された女児は「帰りたくない」と言ったと言う。作者の取材から明らかになってくる男と少女の姿。その不可解さ……。それが裁判の場面で読者にも知らされる事実。ここで、やっぱりという気持ちになったのだが、それだけで終わらなかった。実刑を受けた男、女児の母、祖父、祖母など、その後の女児の周りの人々への取材は、終わることなく続けられ、それぞれが生きている現実が読者へ突きつけられる。
一気に読み終わった。角田光代の解説が、それだけで終わらせない感慨を与えてくれる。
一気に読み終わった。角田光代の解説が、それだけで終わらせない感慨を与えてくれる。
シンプル デザイン カジュアル リュック デイバック 通勤 通学
デザインと色合いに惹かれて購入してみました。
ちょうど使いやすいサイズでポケットもたくさんあり
小物を整理して入れるのに便利です。
ただ、縫製が雑で、ポケットの内側などに糸くず多数…
引っ張ると布がどんどんほつれてきますので、ハサミで
切りました。
サイドの黒いメッシュポケットは布が薄く、物を入れると
すぐに破けそうです。
生地が薄くてペチャンコになるので、内側から背中側と底に
ダンボールを入れて補強した所、使いやすくなりました。
値段も手頃なので、まぁ一年持てばいいかなと言う感じです。
ちょうど使いやすいサイズでポケットもたくさんあり
小物を整理して入れるのに便利です。
ただ、縫製が雑で、ポケットの内側などに糸くず多数…
引っ張ると布がどんどんほつれてきますので、ハサミで
切りました。
サイドの黒いメッシュポケットは布が薄く、物を入れると
すぐに破けそうです。
生地が薄くてペチャンコになるので、内側から背中側と底に
ダンボールを入れて補強した所、使いやすくなりました。
値段も手頃なので、まぁ一年持てばいいかなと言う感じです。
子どもの連れ去り問題-日本の司法が親子を引き裂く (平凡社新書)
いかにして親子が引き離されているか、また、子供の人権が無視されているのか。
日本の家事裁判の真相が書かれています。
常日頃、公平無私な裁判が行われているものだと思っている方、愕然としますよ。
良書です。
日本の家事裁判の真相が書かれています。
常日頃、公平無私な裁判が行われているものだと思っている方、愕然としますよ。
良書です。
バッハ:マタイ受難曲 ハイライツ
これを聴くよりも、全曲盤を買って、時間のない余裕のない時には、DISK3だけを聴くという手も?でも第1部冒頭の合唱などはキチンと毎回聴きたいという方にはこのCDをおすすめします。
バッハ:クリスマス・オラトリオ
「ドイツ・シャルプラッテン」レーベルの『クリスマス・オラトリオ』を21世紀になって聴くことができるとは驚きです。
このアルバムのプロデューサーの清勝也氏が、リーフレットのインタビューで述べていますが、東ドイツ時代の国営レコード会社が「ドイツ・シャルプラッテン」で、当時結構音楽マニアに好まれた渋いレーベルです。
1975年から76年にかけて、ドレスデン・ルカ教会で録音されたオープンリールテープを新しいマスタリングの綺麗な音でCD化されたとのこと。音の状態は決して悪くありませんので。
巨匠マルティン・フレーミヒの指揮ですし、テノールで福音史家がペーター・シュライヤー、バス=バリトンがテオ・アダム、ソプラノがアーリーン・オジェーという豪華なソリストでした。アルトのアンネリース・ブルマイスターは知りませんが、深い声質でしっかりと歌える歌手でした。
エヴァンゲリストのペーター・シュライヤーは本当に巧いですね。千両役者のようです。テオ・アダムの深い声も実に良く響いており見事でした。
合唱は800年の歴史を誇るドレスデン十字架合唱団(ソリストのペーター・シュライヤーやテオ・アダムもここの出身)、そしてドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏ですから、評判になっても良いと思われるのですが、何しろ録音されてから30年以上陽の目を見なかった演奏ですし、ソリストも複数鬼籍に入られていることを考えて見ると登場した時期は遅かったのでしょう。
当方は、20年ほど前にステージで全曲を歌ったわけですが、確かに荘厳で厳格なバッハは今の解釈とは少し違うかもしれませんが、ドイツのバッハ演奏の伝統が個々に感じることができると思っています。
良く知られているように、バッハは他の自作カンタータなどからメロディやハーモニーを借用して歌詞に合わせていますので、他の宗教曲のような劇的な雰囲気は漂っていません。6部に分かれていますので、6つのカンタータの集合体として見た方がしっくりとくるでしょう。
本作品は、バッハが49歳の1734年に作曲され、その年のクリスマスに演奏されました。作曲家として一番充実していた年代の作品だということです。
このアルバムのプロデューサーの清勝也氏が、リーフレットのインタビューで述べていますが、東ドイツ時代の国営レコード会社が「ドイツ・シャルプラッテン」で、当時結構音楽マニアに好まれた渋いレーベルです。
1975年から76年にかけて、ドレスデン・ルカ教会で録音されたオープンリールテープを新しいマスタリングの綺麗な音でCD化されたとのこと。音の状態は決して悪くありませんので。
巨匠マルティン・フレーミヒの指揮ですし、テノールで福音史家がペーター・シュライヤー、バス=バリトンがテオ・アダム、ソプラノがアーリーン・オジェーという豪華なソリストでした。アルトのアンネリース・ブルマイスターは知りませんが、深い声質でしっかりと歌える歌手でした。
エヴァンゲリストのペーター・シュライヤーは本当に巧いですね。千両役者のようです。テオ・アダムの深い声も実に良く響いており見事でした。
合唱は800年の歴史を誇るドレスデン十字架合唱団(ソリストのペーター・シュライヤーやテオ・アダムもここの出身)、そしてドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏ですから、評判になっても良いと思われるのですが、何しろ録音されてから30年以上陽の目を見なかった演奏ですし、ソリストも複数鬼籍に入られていることを考えて見ると登場した時期は遅かったのでしょう。
当方は、20年ほど前にステージで全曲を歌ったわけですが、確かに荘厳で厳格なバッハは今の解釈とは少し違うかもしれませんが、ドイツのバッハ演奏の伝統が個々に感じることができると思っています。
良く知られているように、バッハは他の自作カンタータなどからメロディやハーモニーを借用して歌詞に合わせていますので、他の宗教曲のような劇的な雰囲気は漂っていません。6部に分かれていますので、6つのカンタータの集合体として見た方がしっくりとくるでしょう。
本作品は、バッハが49歳の1734年に作曲され、その年のクリスマスに演奏されました。作曲家として一番充実していた年代の作品だということです。