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乱暴者 [VHS]
マーロン・ブランド主演映画としても、バイカー映画としても有名な作品がブルーレイで発売
されました。衣装などは梅宮辰夫の「不良番長」の元ネタだろうか?
いくつかの映像特典(SD画質)はこの際置いといて、近年のクラシック映画のBDのような
入念なレストアは行なっていないようで、画面のトーンが時々大きく変わります。特に
主人公たちが屯しているシーンなどで、画面下部に糸くずのようなものが写り込んでいるのが
なんとも残念。
(演出意図とも思えないし、消して消せないゴミでもありません)
音声がオリジナルのモノラルなのはいいとして、今どきドルビーデジタルというのも
手抜きの誹りは免れないでしょう。
もう一歩も二歩も頑張って欲しい商品化でした。
されました。衣装などは梅宮辰夫の「不良番長」の元ネタだろうか?
いくつかの映像特典(SD画質)はこの際置いといて、近年のクラシック映画のBDのような
入念なレストアは行なっていないようで、画面のトーンが時々大きく変わります。特に
主人公たちが屯しているシーンなどで、画面下部に糸くずのようなものが写り込んでいるのが
なんとも残念。
(演出意図とも思えないし、消して消せないゴミでもありません)
音声がオリジナルのモノラルなのはいいとして、今どきドルビーデジタルというのも
手抜きの誹りは免れないでしょう。
もう一歩も二歩も頑張って欲しい商品化でした。
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乱暴者(あばれもの) [DVD]
バイクの暴走族の映画で、かのマーロン・ブランド主演です。
マーロンの暴走族としてのいでたちがあまりにもカッコイイ、ということで、有名になったみたいです。
私としては、マーロンの大ファンだけれども、彼の魅力は中身と切り離せないので、
この、屈折した暴走族の役は、うーん、魅力的かどうか、は、難しいところでした。
とにかく、現在この映画を見て感じたのは、実際におこった暴走族によるアメリカの田舎町の事件を基にしている物語である、ということですけれども、
こんなに昔から、バイクを乗り回して興奮している若者がいて、今もなお、いるんだ・・・という、なんか、ちょっと、麻薬みたいな魅力があるのかなー、ということと、
この暴走族たちは、どこからお金が出てくるのだろう?結局、泥棒とか、してるのかなー、ということ。
また、アメリカは、暴走族は、そりゃ褒められたものではないけれど、それを押さえようとする大人たちもまた、お粗末で、
また、この映画に出てくるヒロインの女性も矛盾を抱えているし、典型的アメリカの市民はみんな、生きていくために権力に縛られて生きてるんだなー、ということが、
また、この映画でもわかっちゃうなー、というところでした。
こんな現実があるんだ、ということを映画で知らせてくれた、ということでは、さすが、社会派のプロデューサー、スタンリー・クレイマー、と、思います。
この映画について、マーロンは年取ってから、あれは役であって、自分は断じてあんな風ではない、といいました。
でもまあ、一世を風靡してしまうところに、彼の容姿と存在のインパクトのすごさがあったなー、とは思います。
この映画の中で、一番私がぐっと来たのは、町の人にリンチされて命からがら逃げてきた主人公が、横倒しになっていた自分のバイクを起こして逃げようとするときの、
なんていうか、あー・・・という表情です。自分は、一体なにやってんだろう・・・みたいな。
みんな、理屈やメンツを述べる場面の多い、この映画で、一番、真実味がありました。さすが、マーロン、の顔の演技だと思いました。
リー・マービンが憎めない暴走族の役をしていました。
マーロンの暴走族としてのいでたちがあまりにもカッコイイ、ということで、有名になったみたいです。
私としては、マーロンの大ファンだけれども、彼の魅力は中身と切り離せないので、
この、屈折した暴走族の役は、うーん、魅力的かどうか、は、難しいところでした。
とにかく、現在この映画を見て感じたのは、実際におこった暴走族によるアメリカの田舎町の事件を基にしている物語である、ということですけれども、
こんなに昔から、バイクを乗り回して興奮している若者がいて、今もなお、いるんだ・・・という、なんか、ちょっと、麻薬みたいな魅力があるのかなー、ということと、
この暴走族たちは、どこからお金が出てくるのだろう?結局、泥棒とか、してるのかなー、ということ。
また、アメリカは、暴走族は、そりゃ褒められたものではないけれど、それを押さえようとする大人たちもまた、お粗末で、
また、この映画に出てくるヒロインの女性も矛盾を抱えているし、典型的アメリカの市民はみんな、生きていくために権力に縛られて生きてるんだなー、ということが、
また、この映画でもわかっちゃうなー、というところでした。
こんな現実があるんだ、ということを映画で知らせてくれた、ということでは、さすが、社会派のプロデューサー、スタンリー・クレイマー、と、思います。
この映画について、マーロンは年取ってから、あれは役であって、自分は断じてあんな風ではない、といいました。
でもまあ、一世を風靡してしまうところに、彼の容姿と存在のインパクトのすごさがあったなー、とは思います。
この映画の中で、一番私がぐっと来たのは、町の人にリンチされて命からがら逃げてきた主人公が、横倒しになっていた自分のバイクを起こして逃げようとするときの、
なんていうか、あー・・・という表情です。自分は、一体なにやってんだろう・・・みたいな。
みんな、理屈やメンツを述べる場面の多い、この映画で、一番、真実味がありました。さすが、マーロン、の顔の演技だと思いました。
リー・マービンが憎めない暴走族の役をしていました。
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乱暴者(あばれもの) [DVD]
マーロン・ブランド主演映画としても、バイカー映画としても有名な作品がブルーレイで発売
されました。衣装などは梅宮辰夫の「不良番長」の元ネタだろうか?
いくつかの映像特典(SD画質)はこの際置いといて、近年のクラシック映画のBDのような
入念なレストアは行なっていないようで、画面のトーンが時々大きく変わります。特に
主人公たちが屯しているシーンなどで、画面下部に糸くずのようなものが写り込んでいるのが
なんとも残念。
(演出意図とも思えないし、消して消せないゴミでもありません)
音声がオリジナルのモノラルなのはいいとして、今どきドルビーデジタルというのも
手抜きの誹りは免れないでしょう。
もう一歩も二歩も頑張って欲しい商品化でした。
されました。衣装などは梅宮辰夫の「不良番長」の元ネタだろうか?
いくつかの映像特典(SD画質)はこの際置いといて、近年のクラシック映画のBDのような
入念なレストアは行なっていないようで、画面のトーンが時々大きく変わります。特に
主人公たちが屯しているシーンなどで、画面下部に糸くずのようなものが写り込んでいるのが
なんとも残念。
(演出意図とも思えないし、消して消せないゴミでもありません)
音声がオリジナルのモノラルなのはいいとして、今どきドルビーデジタルというのも
手抜きの誹りは免れないでしょう。
もう一歩も二歩も頑張って欲しい商品化でした。
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ブレストの乱暴者
この小説でクレルは暴力犯罪を犯す。
「花のノートルダム」では殺人、「泥棒日記」では盗み。
ジュネの小説でアウトサイダー的犯罪が出てこないほうが珍しいか。
そしてこれらの小説で共通するのは、犯罪を犯しても主役は決して救われない、ということ。
クレルを癒す手段はないのだろう。捕まって死刑になってしまうのが終着点なのか。
このお話のストーリー自体は面白いものではないが、文体がイイ。私の好みだ。
自分はクレルではないと胸を張って言える人が羨ましい。心からそう思う。
ちなみに映画版はみてません。
「花のノートルダム」では殺人、「泥棒日記」では盗み。
ジュネの小説でアウトサイダー的犯罪が出てこないほうが珍しいか。
そしてこれらの小説で共通するのは、犯罪を犯しても主役は決して救われない、ということ。
クレルを癒す手段はないのだろう。捕まって死刑になってしまうのが終着点なのか。
このお話のストーリー自体は面白いものではないが、文体がイイ。私の好みだ。
自分はクレルではないと胸を張って言える人が羨ましい。心からそう思う。
ちなみに映画版はみてません。