Twitter経由で、ゆりねさんが主人公と作者様に認められてしまったようです。流石に不憫ですねえ…。
面白さは前作同様ですが、前巻の攻撃的なやりとりを期待すると肩透かしを食うかもしれません。一巻と比べて、邪神ちゃんがゆりねさんに襲いかかって失敗、お仕置きされる王道パターンが減ってます。まあ、結局日頃の行いのせいか邪神ちゃんが酷い目に遭う事に変わりはありませんが…。
この巻はゆりねさんの異界の住人達から慕われる天使ぶりと、邪神ちゃんに対する暴帝ぶりが楽しめる巻です。(よく見ると一応邪神ちゃんにも色々フォローしてるのですが、それでもやはり理不尽です。)
邪神ちゃんの下衆っぷりも中々なものですが、まあ悪魔だから仕方ということで。
後はゆりねさん、邪神ちゃんが互いに行うささやかなのツッコミも味があって笑えます。実はゆりねさんも邪神ちゃん以外の人外に引かれる程度にいろいろツッコミ所があるキャラクターです。

メイド喫茶を舞台にしたお話がとても面白くて、主演の加藤夏希さん演じるリア充していないランさんの演技が最高です。壊れた笑い声のところなど特に。妹の働くメイド喫茶で一見うまくいかなさそうな相手にも姉御肌な優しさを見せるランは、基本的にどっしりしてるところがいいなと感じます。
メイドバトルの相手に唐橋充さん、メイド喫茶の買収に小沢仁志さんが適役でいい味を出しています。
この作品の中にほんのちょっとだけど出てくる浜尾京介さんのケンさんの明るさがすごくインパクトを与えていていいです。「この街には面白い人がいるね」と言っているケンさんもどこか異世界の不思議な人に思えるから不思議。 額がスッキリした髪型をしててポップな服装をしたまおくん演じるケンさんは見ているだけで明るい気分になります。まおくんはやっぱり明るさがいいなと改めて思わされます。ランがメイド喫茶を危機から救い、メイドバトルに勝ってしまうラスト、漫画のようだけど、元気に帰っていく姉妹を見て最後どこかすがすがしい幸せな気分に なっているはず。初めは脱喪していく妹から自分だけ取り残されていく立場だったランがそれでも自分らしくいて自分を活かして最後も笑顔でいる。
日中の世界が明るくてユーモアがあって、漫画みたいなこの面白いお話を見終わったあとには、ユーモアのある気持ちで生きていくと毎日が明るくなっていいな、もしかしたら未来は自分が思っているよりうまく行くんじゃないか？明日からもまた頑張ろう!と思わされるような希望を覚え、元気が出てくるDVDです。松澤由美さんの主題歌が元気な気持ちにさせてくれます。元気になりたい方にオススメ。

本格的な芋焼酎であるにも関わらず、手頃な値段で最高です。個人的には香りが大好きです。

表紙に描かれてる様なネガティブでグランジな感じのマンガではないです。内容はオーソドックスな４コママンガ。
一応まあまあ読めたんだけど、俺はブラックジョーク的なのを期待してたので読んでて少し残念な感じがしました。
表紙がかなりインパクトがあった分ね。残念です。　　　　

邪神ちゃんがヒロインと思えないほどゲスい。
友人の悪魔は財布がわりだし、格下の悪魔はいじめるし…。
そもそも隙あらば同居人であり召喚者であるゆりねの命を狙っている。
そんな邪神ちゃんだけど（だからこそ？）くるくる変わる表情は魅力的。
クズだけどな！