ザ・ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド ( 輸入盤 ) TBCD-108
ビートルズのアルバムにハズレはありませんが、このアルバムはいま聞いても全く古さを感じさせない、アグレッシブなマスターピースです。ポールがイニシアチブをとったと言われるだけあってポールの色が少し濃いような気がします。ポールファン必聴、ポールファンでなくても凄く楽しめる作品だと思います。
ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX
このDVDも発売されて何年か経つが、いっこうにその評価が落ちない、むしろある音楽雑誌で企画していた「ロックDVDベストなんとか」では、堂々一位に輝いていた。これはひとえにFAB4の未だ衰えぬ人気もさることながら、このDVDの内容の素晴らしさにあるのではないか。
彼ら4人が生まれ育ったリバプールという港町の紹介からはじまって、ロックを中心とした当時の音楽事情をつぶさに見せてくれているのがいい。それも、高画質の映像とともに・・・。また、英語・日本語のほかに、スペイン、おフランス等々の複数の字幕スーパーがついているのもいい。
肝心の中身であるが、私にはビートルズ誕生前後の[第1〜第2パッケージ]に出てくる4人が一番元気があって、聴いて嬉しく観て楽しい。これは今まで何回くらい観たことだろう。あのうわさのCavernでのライブがここまで綺麗に収録されているのも、リマスタリング処理技術の進歩のおかげ、我々ファンにとって、このDVDはまさに世界遺産といっていい。
尤も、エド・サリバンショー出演当時の映像がないのは、著作権等の関係だらうか、このDVDには収録されていないのは残念ではある・・・・
FAB4現役のファンの人も、これを観てファンになる人にも絶対お薦めのDVDである。
彼ら4人が生まれ育ったリバプールという港町の紹介からはじまって、ロックを中心とした当時の音楽事情をつぶさに見せてくれているのがいい。それも、高画質の映像とともに・・・。また、英語・日本語のほかに、スペイン、おフランス等々の複数の字幕スーパーがついているのもいい。
肝心の中身であるが、私にはビートルズ誕生前後の[第1〜第2パッケージ]に出てくる4人が一番元気があって、聴いて嬉しく観て楽しい。これは今まで何回くらい観たことだろう。あのうわさのCavernでのライブがここまで綺麗に収録されているのも、リマスタリング処理技術の進歩のおかげ、我々ファンにとって、このDVDはまさに世界遺産といっていい。
尤も、エド・サリバンショー出演当時の映像がないのは、著作権等の関係だらうか、このDVDには収録されていないのは残念ではある・・・・
FAB4現役のファンの人も、これを観てファンになる人にも絶対お薦めのDVDである。
ザ・ビートルズ
これまでの Beatles は前作を土台とし、その上に新しい建物を構築するようなアルバム作りをしてきたように思う。"Help" は "Rubber Soul" に発展し、"Revolver" は "Sgt. Pepper" へと昇華したんだと思う。"Magical" のフィルムは失敗作とのレッテルをはられてしまったが、"Sgt Pepper" があったからこそ、こうした実験にも踏み出せたんだと思う。"Sgt Pepper" で Beatles は頂点を極めたとされ、またそれに異論を挟む人は少ない。よって "Sgt Pepper" の方が "The Beatles" というアルバムタイトルが似合うのではないか? 音は言うに及ばず、ジャケットも全作品中最も手間のかかったアルバムだったのだから・・・。しかし、彼らの視点は違った。彼らにとって "Sgt. Pepper" はまだまだ通過点に過ぎなかったのだ。換言すれば1つの「コンセプト」を提示したに過ぎなかったといえよう。そして次の段階としてはその「コンセプト」という土台ををこっぱみじんに壊してしまう。そうして出来たのが本作なのだと思う。よってこのアルバムはグループとしての4人ではなく、個としての4人を描いて見せたアルバムと言えるのではないかと思う。
アルバム発表の約9ヶ月前、4人はインドへの旅に出た。しかしそこでの瞑想旅行に幻滅した4人は特にすることもなく、Ringoは早々に帰国、John とPaulは残るものの、他にすることもなく、作曲にのめり込んだとされている。マネージャーであるブライアン・エプスタインの死やショービズへの失望がより個としての自分と向き合う機会をその場に与えたとも言える。
滞在中のエピソードとしてJohnは"Dear Prudence"、"The Continuing Story Of Bungalow Bill"、"Sexy Sadie" の3曲を作り上げたが、いかにもJohnらしい皮相さが出ていて面白いし、他のどの曲もJohnとPaulのそれぞれの作風の違いが、これまでのアルバム以上に覗けて実に面白いアルバムだ。人間関係のもつれからRingoが一時的に脱退し、Paul が代わりにドラムをたたいてみたり、Yokoさんや元Harrison夫人までがコーラスに参加してみたり、Claptonが招かれたり、御大のGeorge Martinプロデューサー氏までが抜け出す始末で、この時期の人間模様も音に反映していて実に実に興味深いアルバムだ。さらにRingoが始めて自作曲を披露したアルバムでもあるが、曲のジャンルもレゲエあり、ヘビメタあり、オールドファッションに実験音楽ありと、もはやロックやポップというジャンル分けが無理な段階にまで進化している。散漫で練られずにテキトーに作られたアルバムとかたづけられることもあるが、音の分かる人ならこれほど緻密に練られて出来たアルバムも無いと気づくはずだ。ビギナーにはあまりお勧めできないが、とりあえず今日付けで個人的に全作品中最も好きなアルバムである。
アルバム発表の約9ヶ月前、4人はインドへの旅に出た。しかしそこでの瞑想旅行に幻滅した4人は特にすることもなく、Ringoは早々に帰国、John とPaulは残るものの、他にすることもなく、作曲にのめり込んだとされている。マネージャーであるブライアン・エプスタインの死やショービズへの失望がより個としての自分と向き合う機会をその場に与えたとも言える。
滞在中のエピソードとしてJohnは"Dear Prudence"、"The Continuing Story Of Bungalow Bill"、"Sexy Sadie" の3曲を作り上げたが、いかにもJohnらしい皮相さが出ていて面白いし、他のどの曲もJohnとPaulのそれぞれの作風の違いが、これまでのアルバム以上に覗けて実に面白いアルバムだ。人間関係のもつれからRingoが一時的に脱退し、Paul が代わりにドラムをたたいてみたり、Yokoさんや元Harrison夫人までがコーラスに参加してみたり、Claptonが招かれたり、御大のGeorge Martinプロデューサー氏までが抜け出す始末で、この時期の人間模様も音に反映していて実に実に興味深いアルバムだ。さらにRingoが始めて自作曲を披露したアルバムでもあるが、曲のジャンルもレゲエあり、ヘビメタあり、オールドファッションに実験音楽ありと、もはやロックやポップというジャンル分けが無理な段階にまで進化している。散漫で練られずにテキトーに作られたアルバムとかたづけられることもあるが、音の分かる人ならこれほど緻密に練られて出来たアルバムも無いと気づくはずだ。ビギナーにはあまりお勧めできないが、とりあえず今日付けで個人的に全作品中最も好きなアルバムである。
ビートルズ武道館コンサート [VHS]
私ガ御世話になっているMさんは当日当夜この会場の中にいた。16歳のいがぐり頭。読売新聞に知人がいてチケットを優先的に譲って貰ったそうだ。
ビートルズの演奏より武道館に詰め掛けたファンの女の子が「レデイスアンドジェントルマン・ウェルカム・ザ・ビートルズ」のエリック氏のMCで
いっせいに失禁した事が非常に記憶に残っているらしい。彼の隣の女の子も
失禁したらしくM氏のズボンも濡れたらしい。当日はPA関係が不調で
メンバーもやる気がなくビートルズのライヴとしては最低のランク。
「恋をするなら」の映像ではなんとリンゴのドラムマイクがスルーと廻って落ちていく。あー。7月I日とともにDVD化が望まれる。
ビートルズの演奏より武道館に詰め掛けたファンの女の子が「レデイスアンドジェントルマン・ウェルカム・ザ・ビートルズ」のエリック氏のMCで
いっせいに失禁した事が非常に記憶に残っているらしい。彼の隣の女の子も
失禁したらしくM氏のズボンも濡れたらしい。当日はPA関係が不調で
メンバーもやる気がなくビートルズのライヴとしては最低のランク。
「恋をするなら」の映像ではなんとリンゴのドラムマイクがスルーと廻って落ちていく。あー。7月I日とともにDVD化が望まれる。